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独自の視覚言語が様々に同居する。京都賞受賞作家ジョーン・ジョナスの個展をチェック

2018年に第34回京都賞を受賞したアメリカ人作家ジョーン・ジョナスの個展「Waltz」が、東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで開催される。本展は、昨年同ギャラリーで開催された個展に続く、京都賞受賞を記念する展覧会の第2期だ。会期は12月18日~2020年1月25日。

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「AI×美空ひばり」が森美術館「未来と芸術展」に登場

森美術館で開催中の「未来と芸術展」の特別企画として、「AI×美空ひばり『あれから』」が期間限定で登場。最新のAI(人口知能)技術を使ってよみがえらせた美空ひばりの姿や歌声を4K 高画質で上映する。上映期間は12月20日〜2020年2月2日。

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やくしまるえつこの衣裳展が東京カルチャーリサーチで開催。「FACETASM」「writtenafterwards」「SINA SUIEN」による衣装をピックアップ

音楽やアートのみならず、ファッションの世界からも注目度の高いやくしまるえつこ。その独自の世界を後押ししてきたオリジナル衣装に焦点を当てる展覧会「YXMR FASHION RESEARCH / やくしまるえつこ衣裳展」が、六本木ヒルズ森タワー52階の東京カルチャーリサーチで開催される。2019年12月・20年1月・2月、と各月12日間ずつ「FACETASM」「writtenafterwards」「SINA SUIEN」による衣装をピックアップして展示するという。

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東京スカイツリーのデザイン監修でも知られる彫刻家。澄川喜一の大規模個展「そりとむくり」が横浜美術館で開催へ

戦後日本の抽象彫刻を牽引し、東京スカイツリーのデザイン監修でも知られる彫刻家・澄川喜一。その木彫作品から全国各地の野外彫刻まで、60年以上にわたる創作活動を総括する大規模個展「澄川喜一 そりとむくり」が、横浜美術館で開催される。会期は2020年2月15日~5月24日。

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伊藤若冲最初期の作品《蕪に双鶏図》を初公開。福田美術館で 「若冲誕生~葛藤の向こうがわ~」が開催へ

今年10月、京都・嵐山に誕生した福田美術館で「若冲誕生~葛藤の向こうがわ~」展が開催される。本展では新たに発見された最初期の彩色画《蕪に双鶏図》など若冲の秘蔵作品のほか、同時代の画家たちによる優品を公開する。会期は2020年3月28日~6月21日(展示替えあり)。

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上村松園の美人画18点を一挙公開。山種美術館で特別展「上村松園と美人画の世界」が開催

山種美術館が広尾に移転・開館してから10周年を迎えたことを記念し、特別展「上村松園と美人画の世界」が開催される。本展では同館の松園コレクション全18点を一挙に公開するほか、近代・現代の画家たちが手がけた美人画の数々を紹介。会期は2020年1月3日〜3月1日(展示替えあり)。

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人々に愛され続けるクラシックホテルの魅力とは?「クラシックホテル展ー開かれ進化する伝統とその先ー」が建築倉庫ミュージアムで開催

今日の日本のサービスの礎を築きあげたクラシックホテルに焦点を当てる展覧会「クラシックホテル展ー開かれ進化する伝統とその先ー」が、東京・品川の建築倉庫ミュージアムで開催される。100年の時を越えて愛されるクラシックホテルの魅力は何か? 会期は2020年2月8日~5月31日。

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大災害後の美術館はどうなる? ナイル・ケティングの個展「Remain Calm」が上海・西岸美術館で開催

日本で経験した避難訓練から着想され、ナイル・ケティングの個展「Remain Calm」が、上海の西岸美術館(ウェストバンド・ミュージアム)で2020年1月8日まで開催されている。本展では、大災害のあとに洪水で美術館が浸水し、「スマートホーム」技術が人々や作品の世話を行うことを想像したパフォーマティヴ・インスタレーションを発表する。

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明確な意図と偶然性のサンドイッチ。ウクライナ出身の写真家ボリス・ミハイロフの新刊『Yesterday’s Sandwich Ⅱ』をチェック

写真家に贈られる賞のなかで最大といわれるハッセルブラッド賞の受賞経験もある旧ソビエト、ウクライナ出身の写真家ボリス・ミハイロフ。その新刊『Yesterday’s Sandwich Ⅱ』が、SUPER LABOより刊行された。明確な意図と偶然性が編み出すシュールな世界観に注目だ。

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あなたが完成させる白紙の未来史。松田将英によるサブスクリプション方式の作品《White Magazine》とは?

アーティスト・松田将英が、サブスクリプション方式の参加型作品《White Magazine》を発表。現在、本作を空間化した同名の個展が、東京・外苑前のEUKARYOTEで開催されている。3階建ての同ギャラリーの構造を活用した展示構成。会期は12月22日まで。

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荒木経惟が独立前に手がけた全26冊のスクラップブックが写真集に。知られざるアラーキーの原点とは?

写真家・荒木経惟が、フリーになる1964年から71年にかけての間、「月光荘」のスケッチブックに個人的な習作として撮り溜め、自らレイアウトしたというスクラップブック全26冊が倉庫から突然発見された。これらは「月光写真」と題され、1冊の写真集となった。これまでほとんど発表されることのなかったアラーキーの原点とは何か?

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イタリア現代陶芸の巨匠、ニーノ・カルーソの造形世界を振り返る展覧会が京都国立近代美術館で開催

神話性や象徴性をテーマのひとつとし、日本とも関わりの深いイタリア現代陶芸の巨匠、ニーノ・カルーソ。92点の代表作やデザインワーク、スケッチでその造形世界を回顧する展覧会「記憶と空間の造形 イタリア現代陶芸の巨匠 ニーノ・カルーソ」が、京都国立近代美術館で開催される。会期は2020年1月4日~2月16日。

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