現代美術×文学? 国立新美術館で「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」が開幕
東京・六本木の国立新美術館で、現代美術作品において様々なかたちで表れる「文学」に焦点を当てることを試みる展覧会「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」が開幕した。
東京・六本木の国立新美術館で、現代美術作品において様々なかたちで表れる「文学」に焦点を当てることを試みる展覧会「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」が開幕した。
あいちトリエンナーレ2019の一企画である「表現の不自由展・その後」展示中止を受け、トリエンナーレ参加作家の加藤翼と毒山凡太朗らが設立した自主運営のスペース「サナトリウム」。ここで同スペース初となる公開ディスカッションが開催された。
「あいちトリエンナーレ2019」で展示が中止された「表現の不自由展・その後」。その出品作家の一部が登壇する緊急シンポジウム「『表現の不自由展・その後』中止事件を考える」が文京区民センターで開催された。
原美術館とハラ ミュージアム アークでの個展「加藤泉―LIKE A ROLLING SNOWBALL」が開催中の加藤泉。1990年代半ばから絵画を発表、やがて木彫も手がけ、近年ではソフトビニールや石、ファブリックなど多彩な素材を用いた作品制作へと、その表現の幅を広げてきた。加藤が3年前からフランス・パリの歴史的な版画工房「Idem Paris」(イデム・パリ、以下イデム)と取り組んでいるのがリトグラフ(平版画)だ。イデムとはどんな場所なのか、そして職人の手を介在するこれまでと違った技法に、作家・加藤泉はどう向き合っているのか、その制作に迫った。
「表現の不自由展・その後」で揺れるあいちトリエンナーレ2019。「表現の不自由展・その後」が「検閲」によって中止されたことに抗議し、連帯を示すため、海外作家たちが展示の一時中止や内容変更などで態度を表明した。
「あいちトリエンナーレ2019」における「表現の不自由展・その後」展示中止問題に関し、愛知県は「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」を設置。その第1回会合が、愛知県庁で開催された。
神奈川・箱根町のポーラ美術館で、開館後初となる現代美術の展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」が開幕した。本展では、カンディダ・ヘーファー、ヴォルフガング・ティルマンス、磯⾕博史、横溝静など国内外のアーティストと古典巨匠の作品の共演を見ることができる。
原始生命体を思わせるモチーフで多様な作品を生み出す加藤泉。その個展「LIKE A ROLLING SNOWBALL」が、群馬・伊香保のハラ ミュージアム アークに次いで、東京・品川の原美術館でも開幕した。新作が並ぶ本展の見どころとは?
18世紀の宮廷服や20世紀初頭の紳士服、ストリートカルチャーを反映した現代の服まで、京都服飾文化研究財団(KCI)のコレクション、美術作品、マンガ、映像、インスタレーションなど約300点が集まる展覧会「ドレス・コード?──着る人たちのゲーム」が京都国立近代美術館で開幕した。
サカナクションのボーカルである山口一郎が2015年にスタートさせたプロジェクト「NF」。このNFがサウンドプロデュースを手がける「ROOF TOP ORCHESTRA 音を奏でる庭園」がGINZA SIXでスタートした。
抗議が殺到し、安全上の理由から展示を中止した「あいちトリエンナーレ2019」内の「表現の不自由展・その後」。展示中止から一夜明けた8月4日の様子と、いま同トリエンナーレが直面する課題についてまとめる。
国内外から90組以上のアーティストが参加する芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」が開幕した。愛知芸術文化センターを中心に、新たな会場を含む名古屋・豊田エリアで展開される今回。ジャーナリスト・津田大介が芸術監督を務める意味は、どのように芸術祭のなかで発揮されたのか? そのなかから一部を会場別にピックアップして紹介する。
渋谷を舞台に、森山大道をはじめ山田智和や若手クリエイターが参加するアート・プロジェクト「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN」がスタート。「STREET」「UNDERGROUND」「公募作品展」の3展からなる同プロジェクトの見どころをお届けする。
2017年に初回が開催され、大きな話題を集めた「Reborn-Art Festival」が今年、2回目の開催を迎えた。前回、全体のキュレーションを手がけた和多利恵津子・浩一に加え、今年は小林武史、中沢新一、島袋道浩、有馬かおる、豊嶋秀樹、そして名和晃平がキュレーターとして参加する「マルチ・キュレーター制」だ。果たしてこの試みは何をもたらすのか? 注目すべき作品とともに紹介する。
2018年には54万人を動員した「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。その関連企画として、8月10日より「『大地の芸術祭』の里 越後妻有2019夏」がスタートする。
3年1度に開催される日本最大規模の国際芸術祭「瀬戸内国際芸術祭」。7月19日から、芸術祭の夏会期が始まる。夏の新作のなかから、いくつかの作品をピックアップして常設作品とともに、レポートで紹介する。
この夏、南フランスのモンペリエで、美術理論家のニコラ・ブリオー率いる文化政策「Montpellier Contemporain」(モンペリエ・コンタンポラン、通称「MO.CO.」)が本格始動した。世界の現代美術コレクションと協同する展覧会スペースも有するこの政策が目指す、新たな「アートのエコシステム」とは何か? こけら落とし展となった「石川コレクション展」の様子とともにレポートする。
東京都現代美術館で、夏休みの期間にあわせた展覧会「あそびのじかん」が始まった。本展には開発好明のほか野村和弘、TOLTAなど6組のアーティストが参加。それぞれ触って遊べる作品を展示室内に展開する。
元朝香宮邸として知られる東京・白金の東京都庭園美術館。この美術館の建築そのものに焦点を当てた展覧会「1933年の室内装飾」が始まった。アール・デコ様式をいまに伝えるこの美術館をじっくりと堪能する機会だ。
虫の多様性や人間との関係性からデザインの新たな一面を学ぶ展覧会「虫展 −デザインのお手本−」が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTでスタート。ディレクションにグラフィックデザイナーの佐藤卓を、企画監修に解剖学者・養老孟司を迎えた本展の見どころとは?