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「TOKYO 2021」の美術展がスタート。黒瀬陽平が提示するこの国の災害と祝祭

建て替え前の戸田建設本社ビル(東京・京橋)で開催されている、アーティストの藤元明の企画によるアートイベント「TOKYO 2021」。建築展に続き、9月14日からキュレーターに黒瀬陽平、会場設計に西澤徹夫を迎えた美術展が始まった。日本の未来の展望を試みる美術展、そのハイライトをお届けする。

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10回目の節目。伊藤存、榎忠ら42組が参加する「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」が開幕

神戸の六甲山で2010年より毎年秋に開催されている芸術祭「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」が、今年10回目の開催を迎えた。節目との年となる今回は、全11会場で42組のアーティストが参加。六甲の歴史を踏まえた作品などが揃う今年の見どころをお届けする。

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デザインと日本美術の関係とは? 富山県美術館で「『日本の美 美術×デザイン』-琳派、浮世絵版画から現代へ-」が開催中

日本の美術にみる装飾性・デザイン性に着目する展覧会「『日本の美 美術×デザイン』 -琳派、浮世絵版画から現代へ-」が現在、富山県美術館で開催中だ。琳派、浮世絵版画から現代絵画、ポスターに至るまで、多様な美の様相を紹介する本展の見どころをレポートで紹介する(会期中、複数回展示替えあり)。

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「美術館はコミュニティのリビングルーム」。隈研吾が手がけるオドゥンパザル近代美術館がトルコに開館

日本を代表する建築家である隈研吾が設計を手がけた美術館「オドゥンパザル近代美術館」がトルコの地方都市エスキシェヒルに開館した。プライベート・ミュージアムであるこの美術館に込められた思い、あるいはそこから見える「これからの美術館の姿」とは?

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マネ、セザンヌら、印象派の名品を網羅。「コートールド美術館展」が東京都美術館で開幕

セザンヌやゴーガンのイギリス最大のコレクションを持ち、印象派とポスト印象派の殿堂として知られるコートールド美術館。そのコレクションが20年ぶりに来日する大規模展覧会「コートールド美術館展 魅惑の印象派」が、東京都美術館で開幕した。本展の見どころをレポートで紹介する。

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世界初の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」が20年3月に開催。フェルメール、ゴッホら61作品が初来日

ヨーロッパ絵画を網羅する質の高いコレクションで知られるロンドン・ナショナル・ギャラリー。同館の200年の歴史のなかで初となる、館外での大規模な所蔵作品展が東京の国立西洋美術館(2020年3月3日~6月14日 ※2月28日に3月17日以降への開幕延長を発表)と大阪の国立国際美術館(2020年7月7日~10月18日)で開催される。

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谷口吉郎・吉生記念金沢建築館で「清らかな意匠」を見る

2019年7月、金沢から世界へ建築文化を発信するというコンセプトのもと「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」がオープンした。日本のモダニズム建築の巨匠・谷口吉郎の住居跡地に、吉郎の長男であり、国際的な活動を行う建築家・谷口吉生が設計、建設した同館。その館内と開館記念展の様子を紹介する。

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世界遺産でアートを買おう。「artKYOTO 2019」が開幕

世界文化遺産の京都・二条城で9月9日まで開催中のアートフェア「artKYOTO 2019」では、歴史的建造物のなかで31のギャラリーが、古美術から現代美術まで様々な作品を展示・販売している。メイン会場となった二の丸御殿の台所・御清所(だいどころ・おきよどころ)を中心に、初開催となったartKYOTOのハイライトをお届けする。

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自然と神話の融合。クラウディア・ペニャ・サリナスのアジア初個展がTHE CLUBでスタート

ニューヨークを拠点に活動する女性アーティスト、クラウディア・ペニャ・サリナスのアジア初個展「Atlpan」が、9月7日〜11月8日に銀座のTHE CLUBで開催されている。初来日し、長野で約1ヶ月の滞在制作を行ったサリナスが見せる、自然と神話が融合したものとは?

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約99万人を動員してきた展覧会の最終地。「篠山紀信展 写真力」がGallery AaMo(ギャラリー アーモ)で開催

2012年の熊本市現代美術館を皮切りに、全国32会場を巡回してきた「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」。7年間で累計約99万人を動員してきた同展の最終回が「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN The Last Show」として東京・水道橋のGallery AaMo(ギャラリー アーモ)で開幕した。

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落合陽一が写す、写真だけがとらえうる現実。写真展「情念との反芻 -ひかりのこだま、イメージの霊感-」が開催

メディア・アーティスト、落合陽一の写真展「情念との反芻 -ひかりのこだま、イメージの霊感-」がライカプロフェッショナルストア東京で開催される。本展では、落合が「ライカM10-P」「ライカM10-D」「ライカSL」とライカレンズで撮影した作品17点とプラチナプリント3点および立体作品を展示する。会期は9月5日〜10月12日。

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名和晃平の巨大新作に注目。二条城で「時を超える:美の基準」が開幕

世界文化遺産である京都・二条城の⼆の丸御殿台所と御清所(重要⽂化財)で、森美術館館長・南條史生と彫刻家・名和晃平がアドバイザーを務める展覧会「時を超える:美の基準」が開幕した。わずか4日かぎりの本展でどのような作品が展示されているのか? その様子をお届けする。

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色彩と愛がテーマ。マリア・ファーラが見せる普遍的風景とは?

フィリピン生まれで日本育ち、現在ロンドンを拠点に活動しているアーティスト、マリア・ファーラ。その出自でもあるアジアでの初個展「Too late to turn back now」が、オオタファインアーツで開催されている。今回の展覧会や作品制作の背景について、ファーラに話を聞いた。

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