
中谷芙二子と高谷史郎が見せる「霧の街のクロノトープ」。京都・北河原団地跡地で野外公開
「霧のアーティスト」として知られる中谷芙二子とダムタイプの中心的メンバーである高谷史郎。このふたりが共働制作した作品を見せる展覧会「霧の街のクロノトープ」が、12月5日より京都の北河原団地跡地で始まった。「霧の彫刻」を展示することで見えてくるものとは何か?
「霧のアーティスト」として知られる中谷芙二子とダムタイプの中心的メンバーである高谷史郎。このふたりが共働制作した作品を見せる展覧会「霧の街のクロノトープ」が、12月5日より京都の北河原団地跡地で始まった。「霧の彫刻」を展示することで見えてくるものとは何か?
映画やオペラ、演劇、ミュージック・ビデオなど、多岐に渡る領域で世界的に活躍した石岡瑛子。その1960年代のデビューから80年代のニューヨークへと渡るまでのグラフィックデザインの仕事に注目した展覧会「石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか」が、東京銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開幕した。
現代詩人・最果タヒがの展覧会「われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」が渋谷パルコ4階のパルコミュージアムトーキョーで開幕。会期は12月4日〜20日。
1950年代から「ブラウン」や「ヴィツゥ」のデザイナーとして活躍し、いまなおデザインの世界で大きな影響力を持つディーター・ラムス。その50〜60年代の作品にフォーカスした展覧会が、伊勢丹新宿店本館2階のISETAN THE SPACEで開幕した。会期は2021年1月11日まで。
江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した絵師・河鍋暁斎(1831~89)。東京・丸の内の東京ステーションギャラリーで、その下絵や画稿を中心とした展覧会「河鍋暁斎の底力」が開幕した。会期は11月28日〜2021年2月7日。
六本木ヒルズの玄関である「66プラザ」で、村上隆による高さ10メートルの金色に輝く巨大な新作立体作品《お花の親子》(2020)が公開された。本作の設置にあわせて、村上の「お花」の世界観を楽しめる「お花カフェ」も期間限定オープンする。
「陰影礼讃」(2010)、「No Museum, No Life?ーこれからの美術館事典」(2015)に続く、国立美術館合同展の第3弾として、「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」が、11月25日〜2021年2月23日に東京国立近代美術館で開催される。人間の生命にとって欠かせない眠りをアーティストたちはどのように表現してきたのだろうか?
現在ロサンゼルスを拠点に活動するフランス人アーティスト、クレア・タブレが都市封鎖のなかで制作した新作セルフ・ポートレイトを紹介する展覧会「LOCKDOWN SELF-PORTRAITS」が、11月19日に六本木のペロタン東京で開幕した。
重力や磁力、そして人間の意識や感情、固定観念など、私たちの身の周りに存在している不可視の力を5組のアーティストが独自の解釈や方法で再構築・可視化する展覧会「MOTアニュアル2020 透明な力たち」が、東京都現代美術館で開幕した。
横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館の3館が誇る西洋美術コレクション約120点を集結させ、20世紀の西洋美術の足跡をたどる展覧会が横浜美術館で開幕した。会期は11月14日〜2021年2月28日。
アート・ディレクター、デザイナーとして世界を舞台に活躍した石岡瑛子(1938〜2012)。その世界で初めてとなる大規模回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」が東京都現代美術館で開幕した。その見どころをお届けする。
デザイナー・原研哉が代表を務める株式会社日本デザインセンターが、その創業60年を機に、VISUALIZE の視座からデザイン、そして日本デザインセンターをとらえ直す展覧会「VISUALIZE 60」をスタートさせた。
GINZA SIXの館内各所に、「新しい待ち合わせ」をテーマにした「ART CONTAINER」が登場。8作家がそれぞれ趣向を凝らした作品を展開している。
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)出身者による、ポートレイトをテーマとした展覧会「アジテイション:攪拌のポートレイト」が、コートヤードHIROOで始まった。
東京・日本橋の西村画廊で横尾忠則の個展「タマ、帰っておいで」が開幕した。2014年にこの世を去った愛猫タマを描いた約90点の作品群に注目だ。
アーティスト・藤元明のディレクションのもと、空き物件をはじめとする空間をメディアとして活用するアートプロジェクト「ソノ アイダ」。現在、東京・千代田区の丸の内にある「国際ビルヂング」内で「ソノ アイダ#有楽町」が開催されており、3人のアーティストが「ソノ アイダ#有楽町」に滞在しながら作品制作と展示、販売を行なうプロジェクト「ARTIST STUDIO ACTIVITIES」が11月29日まで開催中だ。
国内外15名のアーティストによって、それぞれ特徴のある素材から生みだされた作品20点余りを展示する展覧会「素材ーその形と心」が、東京・表参道のgallery de kasugaで始まった。
11月6日、埼玉県所沢市に「ところざわサクラタウン」がグランドオープン。同敷地内にある「角川武蔵野ミュージアム」も同時にグランドオープンを迎える。オープニングでは「荒俣宏の妖怪伏魔殿2020」や「米谷健+ジュリア展 だから私は救われたい」などが開催される。
群馬・前橋で江戸時代に創業し、約300年の歴史を持ちながらも2008年に廃業した白井屋旅館。この場所に、新たに「SHIROIYA HOTEL」が12月12日に開業する。藤本壮介が設計し、多数のアート作品が館内を埋めるこのホテルに注目だ。
東京・虎ノ門の大倉集古館で、オーストリア・ウィーン近郊のロースドルフ城の陶磁器コレクションを紹介する特別展「海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~」が開幕した。第二次世界大戦により破壊されたコレクションとその修復品、そして古伊万里の歴史的な名品が並ぶ。会期は11月3日~2021年1月24日(3月21日まで延長)。