現在、吉岡徳仁の巨大なインスタレーション《Prismatic Cloud》が設置されているGINZA SIX。その館内各所に、新たなアート作品が設置された。
「ART CONTAINER」と題されたこのプロジェクトは、コロナ禍において人とリアルに出会うことの特別さが多くの人々にとって再認識されるなか、「新しい待ち合わせ」をコンセプトにしたもの。様々な業界で活躍する8名のクリエイターやアーティストが、館内に散らばった大小の「ART CONTAINER」の中で作品を表現した。
参加作家は、今年 「T-HOUSE New Balance(ティーハウス ニューバランス)」で見せたインスタレーションも記憶に新しい玉山拓郎をはじめ、河野未彩、小林椋、203gow、WAKU、藤倉麻子、MACCIU。このほか、サウンドアーティストのevala(See by Your Ears)のみ、12月からの作品展示となる。
各作家ともに、コンテナという限られた枠のなかで新たな表現を模索した今回。館内をめぐり全作品をチェックしたい。なお、各作品のキャプションに記されたQRコードからアクセスすると、作品の情報とその場所を待ち合わせ相手に簡単に送信することができる。