
アニメの背景に見る建築・都市・時代。谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館で「アニメ背景美術に描かれた都市」が開幕
石川・金沢の谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館で、第7回企画展「アニメ背景美術に描かれた都市」が開幕した。会期は11月19日まで。

石川・金沢の谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館で、第7回企画展「アニメ背景美術に描かれた都市」が開幕した。会期は11月19日まで。

銀座メゾンエルメス フォーラムで、火と空気によってガラス質へと変容するエマイユ(釉薬)に注目しながら、土と身体の関係を考察するグループ展「エマイユと身体(からだ)」が開幕した。参加アーティストはシルヴィ・オーヴレ、ジャン・ジレル、内藤アガーテ、ユースケ・オフハウズ、小川待子、フランソワーズ・ペトロヴィッチ、安永正臣。会期は9月17日まで。

サムライや江戸時代を生きた人々の「おしゃれ」に注目し、コレクションを紹介する特別展「サムライのおしゃれ―印籠・刀装具・風俗画―」が、東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館で開幕した。注目は、2021年に東京・世田谷の静嘉堂文庫書庫から発見された、後藤象二郎がビクトリア女王より拝領したサーベルだ。本展が初の一般公開となる。

特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」が東京・上野の東京国立博物館で開幕した。古代メキシコの文明が残した品々を一堂に展示する本展をレポートする。会期は9月3日まで。

スペイン出身で、カサ・ビセンスやサグラダ・ファミリア聖堂など世界遺産に登録された建築群で知られる建築家、アントニ・ガウディ(1852〜1926)。サグラダ・ファミリア聖堂に焦点を当て、ガウディの建築思想と造形原理を読み解く展覧会「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が東京国立近代美術館で開幕した。

2年に1度開催されるヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展。第18回となる今年のビエンナーレは、ガーナ系スコットランド人の建築理論家レスリー・ロッコを総合ディレクターに迎え、「Laboratory of the Future(未来の実験室)」をテーマに掲げた展示が行われている。そのハイライトを、コーク大学ラディカル・ヒューマニティーズ・ラボラトリー ディレクターであり社会学者/現代美術の批評家であるエイドリアン・ファベルがレポートする。

彫刻家・三沢厚彦のこれまでの制作活動をたどる展覧会「三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions」が千葉市美術館で開幕した。会期は9月10日まで。

日本統治時代の台湾における砂糖産業を起点に、台湾と日本の歴史的関係や近代化の記憶をたどるプロジェクトを共同で行っている台湾出身のアーティスト、許家維(シュウ・ジャウェイ)、張碩尹(チャン・ティントン)、鄭先喻(チェン・シェンユゥ)。3人による新作を発表する展覧会「浪のしたにも都のさぶらふぞ」が、山口情報芸術センター[YCAM]で開催されている。

戦後日本の彫刻を牽引した彫刻家・若林奮(1936〜2003)の展覧会「若林奮 森のはずれ」が、東京・小平の武蔵野美術大学 美術館・図書館で開催中だ。約30年ぶりに再展示された《所有・雰囲気・振動―森のはずれ》(1981–84)をはじめ、本展の展示の様子をレポートする。

ニュースや戦争を描いた作品に触れ、過去、現在のアーティストが「出来事との距離」にいかに向き合ってきたかを探る「出来事との距離―描かれたニュース・戦争・日常」展が東京・町田市の町田市立国際版画美術館で7月17日まで開催中だ。

山梨・北杜市の中村キース・ヘリング美術館でキース・ヘリングのニューヨークでの活動を伝える作品を展示する展覧会「キース・ヘリング:NYダウンタウン・ルネッサンス」が開幕した。会場の様子をレポートする。

世界的なスタイリストとして知られ、映画やドラマの衣装デザインを手がけてきたパトリシア・フィールド。彼女のニューヨークのブティックを拠点としたコミュニティ「ハウス・オブ・フィールド」を中心に蒐集されたコレクションが一堂に介する展覧会「ハウス・オブ・フィールド」展が中村キース・ヘリング美術館で開幕した。

アーティゾン美術館の全展示室にわたる大規模展「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」が、ついに開幕した。会期は8月20日まで。

近代の京都画壇を代表する存在として近年再評価が進む日本画家木島櫻谷(1877〜1938)。その山水画にフォーカスした特別展「木島櫻谷─山水夢中」が、六本木の泉屋博古館東京で開幕した。会期は7月23日まで(画像はすべて内覧会時に許可を得て撮影)。

コロナ明けでは中国本土で初めての大規模なアートイベント「Gallery Weekend Beijing 2023」が、6月4日まで北京で開催中。同イベントの見どころを紹介しつつ、ギャラリー・ウィークエンド/アートウィークというモデルの特徴や強みを考察する。

大阪の街をめぐりアートやデザインに出会う周遊型のエリアイベント「Osaka Art & Design 2023」が5月31日からスタートした。阪急うめだが本店を構える梅田エリアを中心に、中之島、天満橋、京町堀、本町、心斎橋の各エリア20ヶ所から33プログラムのギャラリーやショップが参加。大阪のクリエイティブカルチャーを全国・世界発信することが目的だ。会期は6月13日まで。

70年以上写真を通して人間のドラマをとらえ続けてきた日本写真界の巨匠・田沼武能。その逝去後初となる大規模な回顧展「田沼武能 人間讃歌」が東京・恵比寿の東京都写真美術館で開幕した。会期は7月30日まで。

武蔵小杉に誕生した複合施設「コスギアイハグ」。そのなかにある産前産後ケアセンター「ヴィタリテハウス」が、アートを取り入れたユニークな施設として注目を集めている。

兵庫・神戸市の横尾忠則現代美術館で展覧会「横尾忠則 原郷の森」が始まった。横尾の小説『原郷の森』をヴィジュアルに変換することで、横尾芸術の全貌をとらえようとする展覧会だ。

若手アーティストの創作活動を支援するため、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京は今年4月に貸し出しスタジオスペース「START Box ササハタハツ」をオープン。その様子を紹介する。