
モダニズム建築の宮城県美術館、移転を断念。現在地で存続へ
近代建築の巨匠・前川國男による設計で、昨年11月に移転する方針が固まった宮城県美術館が、移転せずに現在地で存続することが明らかにされた。

近代建築の巨匠・前川國男による設計で、昨年11月に移転する方針が固まった宮城県美術館が、移転せずに現在地で存続することが明らかにされた。

国内最大級の学生向けアートコンペ「CAF賞2020入選作品展」が、12月2日〜6日に東京・代官山のヒルサイドフォーラムで開催される。17組の作家による絵画、彫刻、映像、パフォーマンス、インスタレーションなどの作品が展示され、最終日には最優秀賞1名と審査員特別賞4名が選出される。

2021年2月に京都で行われる新たなアートフェア「Art Collaboration Kyoto」。その詳細が発表された。日本のギャラリーと海外のギャラリーがブースを共有するというユニークな試みに注目だ。

毎年、東京都写真美術館などを中心とする恵比寿エリアで行われてきた「恵比寿映像祭」。13回目を迎えた今年度は「映像の気持ち」をテーマに開催される。会期は2021年2月5日~21日。

長谷川新キュレーションによる連続企画「約束の凝集」が、東京・馬喰町のgallery αMで開催されている。本企画は、2020年8月から21年12月にわたって5人のアーティストを個展形式で紹介するもの。第1回の曽根裕に続くのは永田康祐。展覧会を「イート」と題し、そのタイトル通り、食べることや「口」についての問いを中心に内容を展開するという。会期は11月27日〜2021年3月5日。

早稲田大学は2021年10月、早稲田キャンパス内に早稲田大学国際文学館「村上春樹ライブラリー」を開館させる。建築の設計は隈研吾が手がける。

重力や磁力、そして人間の意識や感情、固定観念など、私たちの身の周りに存在している不可視の力を5組のアーティストが独自の解釈や方法で再構築・可視化する展覧会「MOTアニュアル2020 透明な力たち」が、東京都現代美術館で開幕した。

横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館の3館が誇る西洋美術コレクション約120点を集結させ、20世紀の西洋美術の足跡をたどる展覧会が横浜美術館で開幕した。会期は11月14日〜2021年2月28日。

兵庫県立美術館のコレクションより、具体美術協会(具体)に所属していた作家の作品を取り上げる展覧会「開館50周年 今こそGUTAI 県美(ケンビ)の具体コレクション」が開催される。会期は12月5日〜2021年2月7日。

美術家・榎忠(えのき・ちゅう)の個展「RPM-1200」が、東京・天王洲のANOMALYで開催される。会期は12月5日~2021年1月31日。

アート・ディレクター、デザイナーとして世界を舞台に活躍した石岡瑛子(1938〜2012)。その世界で初めてとなる大規模回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」が東京都現代美術館で開幕した。その見どころをお届けする。

今週始まった展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館や芸術祭の公式ウェブサイトを参照してほしい。

文化庁が約500億円の予算を投じて行っている、文化・芸術分野のフリーランス向けの「文化芸術活動の継続支援補助金」。その第4次募集の概要が発表された。

soh souen(ソー・ソウエン)の個展「ささやかな叫び A Modest Scream」が東京・神宮前のThe Massで開催される。会期は11月21日〜12月27日。

スペイン北西部の都市パレンシアのハイストリートにある銀行のファサードを飾っている女性像が、素人の修復家によって修復不可能なほどのダメージを受けたことが報じられた。

1980年に制作され、デイヴィッド・ホックニーのパノラマ風景画シリーズの原点とも言える作品《ニコルズ・キャニオン》(1980)が、12月7日にフィリップス・ニューヨークで開催される20世紀現代美術イヴニング・セールに出品。予想落札価格は3500万ドル(約36億7900万円)となる。

12月12日にオープンする寺田倉庫のコレクターズミュージアム「WHAT(ワット)」。そのオープニング展として「-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション」展が開催される。会期は12月12日〜2021年5月30日。

東京都現代美術館で大規模な回顧展が開催される石岡瑛子。その広告などの仕事を展覧する「石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか」展が、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。会期は12月4日〜2021年1月23日(前期)、2月3日〜3月19日(後期)。

新型コロナウイルスの影響で1年間の延期を余儀なくされた「東京ビエンナーレ 2020/2021」が、再調整費・諸維持費をめぐる資金難に直面しているため、クラウドファンディングをスタートさせた。目標金額は500万円。

日本最大級のアートフェア「アートフェア東京」は、2021年3月18日〜21日の4日間、東京国際フォーラムで「アートフェア東京2021」を開催する。次回のテーマは「by Art」」。