NEWS / EXHIBITION - 2019.10.31

草間彌生、杉本博司、奈良美智、宮島達男、村上隆、李禹煥の軌跡が一堂に。森美術館で「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」が開催

日本の枠を飛び越え、世界で評価されるアーティスト、草間彌生、杉本博司、奈良美智、宮島達男、村上隆、李禹煥(リー・ウーファン)。彼らの初期作品と最新作が一堂に会する展覧会が、2020年9月より森美術館で開催される。

 

草間彌生 ピンクボート 1992 詰め物入り縫製布、ボート、オウル 90×350×180cm 名古屋市美術館蔵

 世界で評価される日本発のアーティストの作品を集めた「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」が、2020年9月より森美術館で開催される。

 高度経済成長期の日本では、東京オリンピック(1964)や、日本万国博覧会(大阪万博、1970)といった国家規模のイベントが数多く開催され、国際化が進んだ。そして現在、東京オリンピック(2020)や日本国際博覧会(大阪・関西万博、2025)など、同様のイベントが再び企画されている日本。本展はこのふたつの時代のあいだを、日本の現代美術が広く世界で評価されるようになった時代ととらえ、国際的に活躍し、高い評価を得るアーティスト6名の軌跡を振り返る展覧会だ。

村上隆 Ko²ちゃん 1996-2011 合成樹脂、ラッカー塗料、グラスファイバー、鉄、コーリアン 
 181×61×102.5 cm

 選出されたのは草間彌生、杉本博司、奈良美智、宮島達男、村上隆、李禹煥(リー・ウーファン)。彼らの初期作品と最新作を中心に紹介し、日本固有の社会的、文化的、経済的な背景をふまえながら、それぞれのアーティストたちの実践が世界からどのように評価されてきたのかを探求する。さらに1950年代から今日まで、海外で開催された主要な日本現代美術展に関する資料も展示。各時代の評価軸や系譜を検証する。

 2020年、東京オリンピックの期間中も開催されている本展。海外から多くの観光客が訪れるタイミングで、日本の美術が世界からどう評価されてきたのかを、改めて振り返ることができそうだ。

杉本博司 シロクマ 1976 ゼラチン・シルバー・プリント 42.3×54.6cm
奈良美智 Voyage of the Moon (Resting Moon) / Voyage of the Moon 2006 ミクストメディア 476×354×495cm 金沢21世紀美術館蔵 撮影=中道 淳/ナカサアンドパートナーズ
宮島達男 Sea of Time ’98 1998 ベネッセアートサイト直島(香川、1998)展示風景より 撮影=上野則宏
李禹煥 関係項 1969/1982 鉄板、ガラス、石 180×220×40 cm