ゴッホ展からあいトリまで、3連休に見たい3つの展覧会
10月14日までに終了する展覧会と今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。なお、台風19号の動きに伴い開館スケジュールが変更される可能性があるため、最新情報は美術館公式サイトやSNSを確認してほしい。
10月14日までに終了する展覧会と今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。なお、台風19号の動きに伴い開館スケジュールが変更される可能性があるため、最新情報は美術館公式サイトやSNSを確認してほしい。
イラストレーターのみならず、ペインターとしても活躍するジャン・ジュリアンの個展「レコニル」が、東京・渋谷のNANZUKAで開催される。会期は10月12日~11月9日。
ブダペスト国立西洋美術館とハンガリー・ナショナル・ギャラリーのコレクションを紹介する「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」が国立新美術館で開催。本展ではルネサンスから20世紀初頭まで、約400年にわたる絵画、素描、彫刻の名品130点が一堂に会する。会期は12月4日〜2020年3月16日。
地中海、アジア、アフリカ、中南米など世界各地の古代文化が生み出した工芸品117件が一堂に会する、「人、神、自然ーザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界ー」が東京国立博物館 東洋館3室で開催される。会期は11月6日〜2020年2月9日。
これまで異文化間の差異に注目した映像作品を制作してきた荒木悠。その新作個展「RUSH HOUR」が、北海道・札幌のCAI02で開催されている。会期は11月9日まで。
人々が見過ごしがちな物事に焦点を当てた問題提起型のプロジェクトに取り組む原田裕規の個展「One Million Seeings」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで始まった。会期は10月8日~26日。
画家・坂本夏子が自身初となる作品集を12月に刊行する。これを記念して現在、すべて新作による展覧会「迷いの尺度、スピンオフ」が、東京・恵比寿のNADiff Galleryで開催されている。会期は10月20日まで。
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館が、約2年にわたる改修休館を経てリニューアル・オープン。それを記念した展覧会「ふたたびの『近代』」が開催される。会期は10月12日〜2020年1月19日。
児玉画廊による新しい視座を提示する展覧会シリーズ「ignore your perspective」の第51回目として、堀内悠希と渡邉庸平による2人展「群青」が開催されている。会期は10月12日まで。
ヨウジヤマモトは、公式オンラインストア「THE SHOP YOHJI YAMAMOTO」の世界初となるリアル店舗を10月5日~27日に期間限定オープン。それに合わせ、落合陽一の写真展「燐光する霊性 ―布と風、残響する軀と機械―」が開催されている。場所は六本木ヒルズ ヒルズ ボックス。
シエニーチュアン、金海生、ユササビ、小林正人によるグループ展「星座と出会い系、もしくは絵画とグループ展について」が、神奈川県相模原市のパープルームギャラリーで開催されている。本展の企画者である梅津庸一曰く、作家が属する共同体や出自に敏感すぎる昨今の展覧会づくりに対して、おおらかに出展作家を選ぶことを試みたという。会期は10月5日~14日。
東京・お台場の日本科学未来館が、地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」の新コンテンツ《未来の地層 Digging the Future》を公開した。
現在、ブームとも言える盛り上がりを見せる写実絵画。その世界を紹介する展覧会「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は2020年3月18日~5月11日(18〜19は臨時休館)。
2020年1月に開館する東京・京橋のアーティゾン美術館が、20年の展覧会スケジュールを公開した。5つの展覧会を開催する。
華やかで明るい色彩と軽妙な筆致の作品で、多くに人々を惹きつける画家ラウル・デュフィ。その絵画とテキスタイル・デザイン、それを用いてつくられた衣装など全152点を紹介する展覧会「ラウル・デュフィ展」が、パナソニック汐留美術館で開催されている。会期は12月15日まで。
10月6日までに終了する展覧会と今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。
思想、美術、デザインなど多岐にわたる分野で活躍する建築家・磯崎新。建築だけでなく、キュレーションやコラボレーション・ワークなど磯崎にとって「第三空間」と言える領域に光をあて、その思考を紐解く展覧会「磯崎新の謎」展が、大分市美術館で開催されている。会期は11月24日まで。
インディペンデント・キュレーター、長谷川新による企画展「STAYTUNE/D」が、富山県砺波市のギャラリー無量で開催されている。出展作家は、aokid、池ノ内篤人、大和田俊、里見宗次、曽根裕、八幡亜樹の6名。会期は10月4日〜11月24日。
2020年1月に開館するアーティゾン美術館が開館記念展の詳細を発表した。新収蔵作品から約30点が初公開される。
中国・香港・台湾映画を特集上映する「横浜中華街映画祭」が、横浜中華街内の料理店「同發新館」で開催中だ。残る上映日は10月5日、6日、10日。