岡﨑乾二郎が17年ぶりとなる大規模個展を豊田市美術館で開催。多面的な活動の全貌が明らかに
造形作家・岡﨑乾二郎の大規模個展「視覚のカイソウ」が、愛知県の豊田市美術館で開催される。本展は、2002年にセゾン美術館で開催された「ART TODAY 2002―岡崎乾二郎展―」以来、17年ぶりとなる岡﨑の大規模個展。会期は11月23日~2020年2月24日。
造形作家・岡﨑乾二郎の大規模個展「視覚のカイソウ」が、愛知県の豊田市美術館で開催される。本展は、2002年にセゾン美術館で開催された「ART TODAY 2002―岡崎乾二郎展―」以来、17年ぶりとなる岡﨑の大規模個展。会期は11月23日~2020年2月24日。
「大正生まれの架空の三流画家」という設定のもと活動を行うユアサエボシの個展「侵入するスペクトル」が、東京・青山のAkio Nagasawa Gallery Aoyamaで開催される。新作を中心に構成されるという本展に注目が集まる。会期は10月31日~11月30日。
パリを拠点に国際的に活動するフィリップ・パレーノの、日本における美術館初個展が「オブジェが語りはじめると」が東京・神宮前のワタリウム美術館で開催される。会期は2019年11月2日〜2020年3月22日。
無印良品 銀座のATELIER MUJI GINZA Gallery1で、「考える。益子の新しい伝統に向けて」展が開催。本展は「栗の木プロジェクト」の第3弾として、益子焼の新たな伝統に向けた長期プロジェクトのローンチとともに行われるもの。会期は11月29日~2020年3月8日。
2017年から翌年にかけてフランスに滞在し、古典的なモチーフに興味を抱くようになったという画家・佐藤翠。そのヨーロッパ滞在による作風の変化をうかがえる個展「Diaphanous petals(ダイアファナス・ペタルス)」が、神奈川県・箱根にあるポーラ美術館の「アトリウム ギャラリー」で開催される。会期は12月15日〜2020年4月5日。
青森・十和田市現代美術館で「冬眠映像祭」が初開催。ゲスト・キュレーターにアニメーション研究者の土居伸彰を迎えた第1回「かいふくのいずみ―インディペンデント・アニメーション、最前線!―」には、ひらのりょう、ぬQ、最後の手段が参加する。会期は2020年1月25日〜4月5日。
1990年代より韓国のアートシーンを牽引してきたチェ・ジョンファの個展「Blooming Matrix 花ひらく森」が、東京・表参道のGYRE GALLERYで開催される。会期は11月15日〜2020年2月24日。
10月27日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。
2016年秋より毎年開催されている、共生社会や文化について関心を深めるための展覧会シリーズ「ここから」。その4回目となる「ここから4―障害・表現・共生を考える5日間」展が、東京・六本木の国立新美術館で開催される。会期は12月4日~8日。
鉄や石膏という固く思い素材を用いながら、軽やかな彫刻作品を手がけてきた青木野枝。その関東では20年ぶりとなる大規模個展「青木野枝 霧と鉄と山と」が、府中市美術館で開催される。会期は12月14日〜2020年3月1日。
大宮エリーの詩と絵の作品集『虹のくじら』の世界を、音楽や朗読で楽しむイベントが11月13日、15日、12月2日、4日の四夜にわたって開催される。会場は東京・赤坂の草月ホール。ゲストは原田郁子、小沢一敬(スピードワゴン)、持田香織など。
常夏の島々・ハワイ。年間100万人以上の日本人が訪れるこの地の歴史を、日本人移民などに焦点を当てて振り返る企画展示「ハワイ:日本人移民の150年と憧れの島のなりたち」が国立歴史民俗博物館で開催される。会期は10月29日~12月26日。
武蔵野美術大学の卒業生を中心に結成された劇団「チーム夜営」による『タイトルはご自由に。リバース』が、東京・京浜島のBUCKLE KÔBÔで上演される。上演期間は10月25日〜27日。
東京国立近代美術館で「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」が開催。本展は「窓学」総合監修を務める建築史家・建築批評家の五十嵐太郎による学術協力と同館のキュレーションのもと、窓に焦点を当てて国内外の芸術・建築作品を紹介するもの。会期は11月1日〜2020年2月2日。
2019年11月22日に開業する新生・渋谷PARCO。同館の2階に、ギャラリーとセレクトショップ併設のスタジオ「2G」がオープンする。
10月22日に行われる「即位礼正殿の儀」。これを記念し、日本各地の美術館・博物館では無料観覧などが実施される。
ヴィデオ、パフォーマンス、テキスト、キュレーションなど様々な媒体を用いて「自画像」「自伝」の新たなあり方を探り、翻訳家としても活動するアーティスト・奥村雄樹。その個展「彼方の男、儚い資料体」が、東京・三田の慶應義塾大学アート・センターで開催される。会期は11月11日〜22日。
YCC ヨコハマ創造都市センターでは、アートプログラム「YCC Temporary」の第7弾として髙橋匡太による展覧会「YCC Temporary 髙橋匡太」を2019年11月22日より開催する。
2000年代前半から音楽、美術、舞台芸術の分野を横断した活動を行ってきた梅田哲也。その美術館初個展「梅田哲也 うたの起源」が、福岡市美術館で開催される。会期は11月2日〜2020年1月13日。
生誕120年を迎える女性写真家のパイオニア、山沢栄子。アメリカで写真を学んだ後「抽象写真」という独自の方法を確立したその活動を、アメリカ近代写真からの影響とあわせて紹介する展覧会「山沢栄子 私の現代」が、東京都写真美術館で開催される。会期は11月12日〜2020年1月26日。