東京・渋谷のUESHIMA MUSEUMが館内展示を刷新し、9月2日より一般公開する。地下1階から5階では、前回に引き続き長谷川祐子をキュレーターに迎えた第3回コレクション展「像は燃え、像は歪み、そして光に昇華する」を開催。6階では、陶芸家・建築家の奈良祐希がキュレーションを手がけ、茶陶と現代陶芸を紹介する「時のうつほ」が開催される。

UESHIMA MUSEUMは、実業家・植島幹九郎が収集したUESHIMA MUSEUM COLLECTIONを公開する場として2024年に開館。「同時代性」をテーマに、国内外のアーティストによる850点を超える作品を収蔵している。今回の展示刷新では、そのコレクションから作品を選び、異なる視点を持つ2つの展覧会を展開する。
地下から地上へ。「見る」ことの変容をたどる
第3回コレクション展「像は燃え、像は歪み、そして光に昇華する」を手がけるのは、前回の第2回コレクション展に続き2025年3月まで金沢21世紀美術館館長を務めたキュレーターの長谷川祐子。地下1階から5階までの6フロアを使い、「消滅と風景」「都市と痕跡」「反復と像」「肖像と隠蔽」「断片と都市」「光と影──像を手放す場所へ」というテーマのもとで作品を構成する。
展示は、地下から最上階へと上っていく鑑賞者の身体的な移動とともに、「見る」という行為そのものが変化していくよう構成される。大型絵画による情景から、都市のエネルギーや人間を通して立ち現れる世界、そして像を離れた抽象的な光へ。フロアを上るにつれ、イメージが徐々にその輪郭を手放していく過程をたどる。



出展作家には、アイ・ウェイウェイ(1957〜)、アンディ・ウォーホル(1928〜87)、オラファー・エリアソン(1967〜)、草間彌生(1929〜)、ゲルハルト・リヒター(1932〜)、シアスター・ゲイツ(1973〜)、ジェームズ・タレル(1943〜)、杉本博司(1948〜)、奈良美智(1959〜)、ピピロッティ・リスト(1962〜)、村上隆(1962〜)ら国内外のアーティストが名を連ねる。


展示作品には、今津景《The Sea is Barely Wrinkled》(2025)、ラキブ・ショー《The Pragmatic Pessimist》(2024)、アイ・ウェイウェイ《Table with two legs》(2005)、村上隆とヴァージル・アブローによる《Yellow and Pink》(2018)、ナイジェル・クック《Nemesis》(2026)、ピピロッティ・リスト《Flüstern mit Kometen》(2026)などが含まれる。
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