EXHIBITIONS

種と根っこ―都市の耕し方

 東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで、「種と根っこ―都市の耕し方」が開催される。会期は10月17日〜12月20日。

 人工物に囲まれて暮らす都市の生活のなかで、路傍や空き地などには、外来種や自律的な植生、またコンクリートやプラスチックと共存する生物など、環境の変化に応じた新しい生態系を見出すことができる。人間の生活が自然環境を変化させる主な要因となる現在、生態系に不安定さが生じ、自然と人工の境界はますます曖昧になりつつある。本展は、そうした都市に生きる人々が、いかにして自然とのつながりを取り戻すことができるかを問いかける。

 会場では、10名の作家による作品を通して、土の感触を蘇らせ、身体感覚を目覚めさせる展示を展開。同ギャラリーがこれまで行ってきた現代美術、建築、ファッションといった幅広いジャンルの展覧会の取り組みを架橋しながら、都市における自然を新たに捉え直す作品群を紹介する。

 出展アーティストは、浅野友理⼦、板坂留五、今村⽂、岩名泰岳、加藤美佳、⻄條茜、鈴⽊初⾳、䑓原蓉⼦、保良雄、⼭縣良和。