「Linder:Goddess of the Mind」(シャネル・ネクサス・ホール)

シャネル・ネクサス・ホールで「Linder:Goddess of the Mind」が開幕した。会期は8月16日まで。
リンダー・スターリングは1954年イギリスのリバプール生まれ、現在はロンドンを拠点に活動。2025年2月にはロンドンのヘイワード ギャラリーで大規模回顧展「Linder:Danger Came Smiling」を開催した。その後、インヴァリース ハウス(エディンバラ)、グリン ヴィヴィアン アート ギャラリー(スウォンジー)を巡回し、2026年7月から10月までグランディ アート ギャラリー(ブラックプール)で展示予定だ。
本展は、リンダーにとって日本初となる個展であり、初期作品から最新作まで幅広く紹介する機会。シリーズ「Pretty Girls」(1977)では、成人向けグラビア誌の女性イメージを再文脈化し、また「The Principle of Totality」(2012)では、45点のモノク口のポートレートに口紅を引いた口を重ねることで、視線の支配的な力と、女性像が構築・消費される存在であることを浮き上がらせている。
会期:2026年6月25日~8月16日
会場:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階
開館時間:11:00~19:00(6月25日は〜16:30) ※入館は閉館の30分前まで
休館日:会期中無休
料金:無料
「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」(島根県立美術館)

島根県立美術館で「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」が開幕した。会期は8月31日まで。
タピオ・ヴィルカラ(1915〜85)は、46年にガラス製造会社イッタラのデザインコンペ優勝を機に同社のデザイナーに起用されて以来、約40年にわたり第一線で活躍。デザインの対象はガラス、磁器、銀食器、宝飾品、照明、家具、紙幣、グラフィック、空間と多岐におよび、あらゆる素材に向きあいながら幾何学と自然を融合した洗練されたフォルムを生み出した。また、神話をモチーフにしたガラスのオブジェや、自ら開発した積層合板をもちいたオブジェには、プロダクト・デザイナーとは異なる表現者の顔ものぞかせる。
本展ではエスポー近代美術館、タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団およびコレクション・カッコネンから厳選したプロダクトやオブジェ約300点を、その制作過程や背景を明かすドローイング(複写)や写真とともに展示し、北欧モダンデザインの巨匠と称されるタピオ・ヴィルカラの魅力に迫る。
会期:2026年6月26日~8月31日
会場:島根県立美術館
住所:島根県島根県松江市袖師町1-5
開館時間:10:00~日没後30分 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:火(8月11日は開館)
料金:一般 1300円 / 大学生 800円 / 高校生・小中学生 400円
「元禄!師宣劇場 十二ヶ月風俗図巻 大公開」(静嘉堂文庫美術館[静嘉堂@丸の内])

東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)で、江戸時代の浮世絵師・菱川師宣の代表作を紹介する展覧会「元禄!師宣劇場 十二ヶ月風俗図巻 大公開」が開催される。会期は6月27日~8月23日。
本展では、元禄期の都市風俗を生き生きと描いた《十二ヶ月風俗図巻》を中心に、師宣の画業を通して当時の人々の暮らしや季節感を読み解く。芝居小屋のような躍動感あふれる画面構成に着目し、近世絵画の魅力と視覚文化の広がりを紹介するものとなる。
会期:2026年6月27日~8月23日
会場:静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)
住所:東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
開館時間:10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月(ただし7月20日は開館)、7月21日
料金:一般 1500円 / 大高生 1000円 / 障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名無料を含む)700円 / 中学生以下 無料
「制作(てずから)の跡を踏む─中西夏之アーカイヴ」(東京藝術大学大学美術館)

東京藝術大学大学美術館 陳列館1・2階で「制作(てずから)の跡を踏む─中西夏之アーカイヴ」が開催される。会期は6月27日〜7月12日。
本展は東京藝術大学未来創造継承センターが、中西夏之(1935〜2016)のアトリエに保管されていた資料一式を遺族から受贈したことを受けて開催される。受贈した資料群には、作品制作の過程で生み出されたドローイングや草稿、原稿など、作品になる「前」を語るものと、活動の記録写真、批評、管理や設営の指示など、作品となった「後」の営みが含まれる。
本展覧会では、作品「前」と「後」に生成される資料と展示公開された作品との関係、著作者が不在となった後にそれらの資料が誰の判断で活用され得るのか、現代の表現者たちが自らの作品の「前」と「後」に何を見出すのかを考察する。1階では「制作(てずから)の跡」と題して、9千枚以上に及ぶ素描をはじめ、写真、映像、型紙、手稿、書簡、蔵書、印刷物など、多岐にわたる中西夏之アーカイブの一端を紹介する。2階では「跡を踏む」と題して、美術作家や研究者たちが、中西の資料に触れることで自らの「前」と「後」に何を見出し、どのように自身の作品や資料を遺し、伝えていくことを決定するのかを提示する。
会期:2026年6月27日~7月12日
会場:東京藝術大学大学美術館 陳列館
住所:東京都台東区上野公園12-8 東京藝術大学大学美術館
開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
休館日:月
料金:無料
奈良美智キュレーション展「地層の胎動」(KOSAKU KANECHIKA)

KOSAKU KANECHIKAで、奈良美智キュレーション展「地層の胎動」が開催される。会期は6⽉27⽇〜8⽉8⽇。
同廊では初となる試みとして、自らも陶芸作品を手がける奈良美智に本展のキュレーションを依頼。本展は、植松永次、桑田卓郎、坂本紬野子、安永正臣の作品約30点によって構成される。
陶という素材を起点としつつ、各作家が異なる身体感覚および時間意識のもとで形成した作品群を展示。完成された様式や技巧に拘泥することなく、素材に刻まれた時間性、身体性、ならびに制御しきれない偶然性に着目する奈良美智の視点と、作家たちの造形が呼応する構成となっている。
会期:2026年6月27日~8月8日
会場:KOSAKU KANECHIKA
住所:東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5階 KOSAKU KANECHIKA 天王洲
開館時間:11:00~18:00
休館日:日月祝
料金:無料



















