「飾るよろこび 暮らすたのしみ 竹久夢二のデザインワーク」(竹久夢二美術館)

竹久夢二美術館で「飾るよろこび 暮らすたのしみ 竹久夢二のデザインワーク」が開催されている。会期は6月28日まで。
竹久夢二(1884〜1934)は、個性的な女性像「夢二式美人」を描き表し、詩情豊かな世界をイラストレーションや文芸作品に表現する傍ら、デザイン分野でも多くの仕事を残した。自身の図案をほどこした雑貨を扱う「港屋絵草紙店」を開き、創意工夫を取り入れた美的な暮らし方を雑誌で発信、また晩年は日用品を製作する美術研究所を計画するなど、日常生活を彩るデザインを追求した。
本展では「デザイナー・夢二」に注目し、和の趣に加えて西洋文化を取入れたモダンな図案の数々が紹介されている。
会期:2026年4月4日~6月28日
会場:竹久夢二美術館
住所:東京都文京区弥生2-4-2
開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
料金:一般 1200円 / 大・高生 1000円 / 中・小生 500円
「没後110年 日本画の革命児 今村紫紅」(横浜美術館)

横浜美術館で「没後110年 日本画の革命児 今村紫紅」が開催されている。会期は6月28日まで。
今村紫紅(1880〜1916)は、明治の末から大正初期に活躍した画家。平安時代から続く伝統的なやまと絵を学び、歴史画において高い技量を示したのち、日本画の革新を志す。琳派の俵屋宗達などの絵に刺激を受け、南画や西欧の印象派などの表現も取り入れて、風景画に個性を発揮した。
本展は、今村紫紅の42年ぶり、かつ公立美術館では初の大回顧展だ。《熱国之巻》や《近江八景》に代表される思い切った筆づかいと構図、明るい色を特徴とする作品を紹介。初公開作品を含む約180点を選りすぐり、紫紅自身の言葉をタイトルに採った4章構成で創作の軌跡をたどる。
会期:2026年4月25日~6月28日
会場:横浜美術館
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1 横浜美術館
開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館30分前まで
料金:一般 2200円 / 大学生 1600円 / 中学・高校生 1000円 / 小学生以下 無料
「藤田嗣治 絵画と写真」(札幌芸術の森美術館)

札幌芸術の森美術館で「藤田嗣治 絵画と写真」が開催されている。会期は6月28日まで。
エコール・ド・パリを代表する画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ、1886〜1968)。本展では、生前に数多くの写真を残していた藤田に着目し、「写真」を軸に絵画を3つの視点から再考する。
本展では、写真に「撮られる」画家としての藤田に注目。パリ画壇で名を馳せた藤田は、おかっぱ頭に口髭、丸眼鏡といった風貌でも知られた。そうしたアイコン的なイメージを捉えた写真や自画像を通して、藤田のメディア戦略が紹介されている。また、写真から「描く」画家としての側面にも焦点を当てながら、絵画とその素材となった写真を併せて展示し、制作プロセスを分析。加えて、写真を「撮る」画家としての活動を紹介。世界初公開を含む藤田撮影の写真を展示し、その魅力を探るとともに、「写真」という媒体を通して藤田の眼の記憶を追う内容となっている。
会期:2026年4月29日~6月28日
会場:札幌芸術の森美術館
住所:北海道札幌市南区芸術の森2-75 札幌芸術の森美術館
開館時間:9:45~17:00(6月は〜17:30) ※入館は閉館30分前まで
料金:一般 1800円 / 65歳以上の方 1600円 / 高校・大学生 1000円 / 小学・中学生 500円 / 小学生未満、障がい者手帳をご提示の方と付添の方1名 無料
竹内公太展「のののののまつり」(市原湖畔美術館)

市原湖畔美術館で「暗闇をくぐってみたら Part1 竹内公太展『のののののまつり』」が開催されている。会期は6月28日まで。
竹内公太は、福島県在住のアーティスト。石碑や映画館などの地域の歴史の痕跡を題材にしたインスタレーション等を手がけるほか、第二次世界大戦中に太平洋を横断した風船爆弾の歴史に関する連作を発表している。
本展は、市原湖畔美術館の部分開館にあわせた個展シリーズ「暗闇をくぐってみたら」の第一弾。竹内は、4ヶ月にわたる市原でのリサーチにもとづき、道端の馬頭観音像、子安像、戦争に関する石碑などの遺構に注目した新作映像インスタレーションを発表。会場では、石像の視点から世界を見つめ直すかのような映像空間や、子安像の写真と戦争の石碑の映像を並置した展示を構成し、身近な風景に潜む記憶や時間の層を紹介。あわせて、市内で撮影した石造物の場所を示すマップも公開している。
会期:2026年5月1日~6月28日
会場:市原湖畔美術館
住所:千葉県市原市不入75-1
開館時間:10:00~17:00(土・祝前日9:30~19:00、日祝9:30~18:00) ※入館は閉館の30分前まで
料金:一般 800円 / 大高生・65 歳以上 600円 / 中学生以下 無料
「熊田千佳慕の世界 〜愛するからこそ美しい〜」(群馬県立館林美術館)

群馬県立館林美術館で「熊田千佳慕の世界 〜愛するからこそ美しい〜」が開催されている。会期は6月28日まで。
熊田千佳慕(1911~2009)は、工業学校でデザインを学んだ後、20代はグラフィックデザインの仕事に携わった。戦後、絵本の世界に入り、『ふしぎの国のアリス』ほか多数の挿絵を手がける。対象をよく見てから描く、絵具は筆の先に少しだけつけて色を置く、という描き方を生涯貫いた。70歳の時に『絵本ファーブル昆虫記』の原画がボローニャ国際絵本原画展で入選した。
本展では、ライフワークとなった『ファーブル昆虫記』を始め、絵本『みつばちマーヤの冒険』、花と虫と妖精のファンタジー作品まで、約180点の原画を紹介。地面に這いつくばり、虫と同じ目線で観察を続けた熊田千佳慕の世界を、言葉とともにたどることができる。
会期:2026年4月25日~6月28日
会場:群馬県立館林美術館
住所:群馬県館林市日向町2003
開館時間:9:30~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
料金:一般 850円 / 大高生 420円 / 中学生以下 無料



















