MUSEUMS / GALLERIES
静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)
静嘉堂は1892年、岩﨑彌之助(三菱第二代社長、1851~1908)と岩﨑小彌太(三菱第四代社長、1879~1945)の父子二代によって設立。国宝7点、重要文化財84点を含む、およそ20万冊の古典籍(漢籍12万冊・和書8万冊)と、6500点の東洋古美術品を収蔵している。彌之助の収集が絵画、彫刻、書跡、漆芸、茶道具、刀剣など広い分野にわたったのに対して、小彌太は、とくに中国陶磁を系統的に集めている点が特色となっている。
1977年より静嘉堂文庫展示館で美術品の一般公開を開始。静嘉堂創設100周年に際して新館が建設され、92年に静嘉堂文庫美術館が開館した。世界に3点しか現存しない中国・南宋時代の国宝《曜変天目(稲葉天目)》をはじめとする所蔵品を、年間4~5回の展覧会でテーマ別に紹介している。
現在は世田谷区岡本にあった展示ギャラリーを、東京・丸の内の明治生命館1階へ移転しオープンしている。
1977年より静嘉堂文庫展示館で美術品の一般公開を開始。静嘉堂創設100周年に際して新館が建設され、92年に静嘉堂文庫美術館が開館した。世界に3点しか現存しない中国・南宋時代の国宝《曜変天目(稲葉天目)》をはじめとする所蔵品を、年間4~5回の展覧会でテーマ別に紹介している。
現在は世田谷区岡本にあった展示ギャラリーを、東京・丸の内の明治生命館1階へ移転しオープンしている。