
東京国立博物館や京都国立博物館も再開決定。「国宝 鳥獣戯画のすべて」は5月14日より開館
東京国立博物館は緊急事態宣言延長を受け、文化庁の方針により5月12日に再開することを発表した。

東京国立博物館は緊急事態宣言延長を受け、文化庁の方針により5月12日に再開することを発表した。

緊急事態宣言の延長を受け、都立の美術館は31日まで休館を継続することが正式に発表された。

3度目の緊急事態宣言が5月31日まで延長されるなか、独立行政法人国立美術館は12日より4つの美術館を再開する方針を明らかにした。

東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出の決定をめぐり、中国外務省の趙立堅報道官が葛飾北斎の代表作を模倣したイラストをTwitterに投稿し、大きな反発を招いている。

サザビーズが、6月3日〜10日にNFTムーブメントを代表するアーティストの作品を一堂に集めるオークション「Natively Digital」をオンラインで開催。世界で初めて鋳造されたNFTを使った作品、ケビン・マッコイの《Quantum》をはじめとする作品が出品され、全作品の入札は100ドルから始まる。

1984年より開催されているイギリスのターナー賞が、2021年のファイナリストを発表した。アレイ・コレクティブ、ブラック・オブシディアン・サウンド・システム、クッキング・セクションズ、ジェントル/ラディカル、プロジェクト・アート・ワークスの5組が選出され、同賞史上初のアート・コレクティブのみによるファイナリストとなる。

サザビーズが5月20日〜27日の期間中、初めての女性アーティストに特化したオークション「(Women)Artists」をオンラインで開催。オールドマスターから現代美術まで、400年にわたる女性アーティストの作品をラインナップする。

文化庁による文化発信プロジェクト「CULTURE GATE to JAPAN」。その一貫として、羽田空港・成田空港ではニューヨーク近代美術館(MoMA)のパオラ・アントネッリがキュレーションした「VISION GATE」が開催されている。

今年2月にオープンした日本で2つ目のエスパス ルイ・ヴィトンとなる「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」。そのオープニング展覧会「Fragments of a landscape(ある風景の断片)」展に、ジョアン・ミッチェルの2作品が追加された。

アーティストの岡田裕子とファッションデザイナーのHIROKO ITOが、Art×Fashion×Medicalをキーワードとして昨年4月に立ち上げたアートプロジェクト「W HIROKO PROJECT」。その展覧会「Di_stance」が、5月9日〜23日にBLOCK HOUSEで開催される。

アメリカ・テキサスに位置する、マーク・ロスコの黒を基調とした14枚の絵画が設置されたロスコ・チャペル。チベット瞑想の専門家であるアレハンドロ・チャウルが同チャペルで収録したガイド付きの瞑想が、5月10日にオンラインで開催される。

東京都の小池百合子都知事は5月7日の記者会見で、緊急事態宣言の延長に合わせて都立の美術館・博物館も引き続き休館を継続する方針を示した。

インターポール(国際刑事警察機構)は5月6日、インターポールが把握している盗難美術品を検索できるアプリ「ID-Art」をリリースした。

『美術手帖』6月号は「松山智一」特集。美術を独学で学び、ニューヨークでサバイバルし続ける、その独自の芸術言語に迫る。

フランスの実業家でアートコレクターのフランソワ・ピノーによる私設美術館「ブルス・ドゥ・コメルス - ピノー・コレクション」(Bourse de Commerce - Pinault Collection)が、5月22日にオープンする。ピノー・コレクションからなるテーマ別の展覧会や所蔵アーティストに捧げられた展覧会などを予定している。

各界の民間有志による実行委員会と東京藝術大学の共同事業「ポストコロナ・アーツ基金」。これに参加するアーティスト17組による展覧会「『新しい成長』の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」が、東京藝術大学大学美術館で開催される。会期は6月8日~27日。

昨年7月、新宿・歌舞伎町にオープンしたユニークなスペース「デカメロン」。同店が、アートスペースを拡大しリニューアルオープンした。

東京国立近代美術館が所蔵作品のひとつである田中功起《ひとつの陶器を五人の陶芸家が作る(沈黙による試み)》(2013)の「手話とバリアフリー字幕版」を制作。2022年3月31日まで映像をオンラインで無料公開している。

千代田区とアーツ千代田 3331は、世界22ヶ国の50作家による展覧会、ポコラート世界展「偶然と、必然と、」を開催する。会期は7月16日〜9月5日。

国内の現代美術のアートマーケットが盛り上がりを見せ、「アートバブル」という言葉も聞かれるようになってきた。その実態はどのようなものなのか、小山登美夫ギャラリー代表の小山登美夫、SBIアートオークションの加賀美令、アート東京の北島輝一に現場からの意見を語ってもらった。