「デポ・ボイマンス・ファン・ベーニンヘン」、15万点のコレクションを公開するこれまでにない収蔵庫
世界で初めて一般の人がすべての作品にアクセスできる収蔵施設として、「デポ・ボイマンス・ファン・ベーニンヘン」が11月5日、オランダ・ロッテルダムにオープンした。来館者は作品を保管、研究、修復しているバックヤードに入り、これまで隠されてきた美術館の「舞台裏」を見ることができる。
世界で初めて一般の人がすべての作品にアクセスできる収蔵施設として、「デポ・ボイマンス・ファン・ベーニンヘン」が11月5日、オランダ・ロッテルダムにオープンした。来館者は作品を保管、研究、修復しているバックヤードに入り、これまで隠されてきた美術館の「舞台裏」を見ることができる。
大宮エリーの新作となる巨大立体アート作品《お花の妖精 フラワーマン》 が、大阪・梅田のうめきた外庭SQUAREに登場した。設置期間は2022年3月14日まで。
今週開幕した、または11月14日までに閉幕する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。
パリの文化複合施設「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」で、20世紀のロシアを代表する芸術のパトロン、モロゾフ兄弟のコレクションを紹介する「モロゾフ・コレクション」が開催されている。会期は2022年2月22日まで。
オンラインによるアートマーケットプレイス「TRiCERA ART」を運営する株式会社TRiCERA。港区・高輪で展示スペース「TRiCERA MUSEUM」も運営し、今年10月には新たに資金調達するなど活動の幅を広げる同社が、11月12日に新たに名和晃平とのNFTプロジェクトをスタートさせる。
フラワーアーティストとして広く知られるニコライ・バーグマンが、350年以上の歴史ある大樋焼の窯元に生まれた陶芸家であり、建築家でもある奈良祐希とコラボレーション。東京・南青山のNicolai Bergmann Flowers & Design Flagship Storeでセッション展覧会「JAPANDI-NA(ジャパンディーエヌエー)」を開催する。
マネックスグループが2008年より開催している「ART IN THE OFFICE」プログラム。その2021年の選出作家として中田有美が選ばれ、《Near and Far (IN THE OFFICE)》が披露された。
今年で5回目となる、国内唯一の工芸に特化したアートフェア「KOGEI Art Fair Kanazawa」が参加者リストを発表した。金沢市のホテル「ハイアット セントリック 金沢」で開催される今年のフェアでは、国内の29ギャラリーが約140名の作家による幅広い作品を展示販売する。会期は11月26日〜28日。
世界最古の図書館のひとつであるヴァチカン図書館に、新しい現代アートギャラリーがオープンした。こけら落とし展としては、イタリアの現代アーティストであるピエトロ・ルッフォとコラボレーションした「EVERYONE: Humanity on its way」が開催されている。会期は2022年2月25日まで。
渋谷・神宮前のGallery COMMONが新たなスペースに移転。新ギャラリーのオープニングに合わて河村康輔による個展「TRY SOMETHING BETTER」が開催される。会期は11月20日〜12月19日。
森美術館が、ドイツ・ケルン在住のインディペンデント・キュレーター、マーティン・ゲルマンをアジャンクト・キュレーターに任命した。
今年11月に立ち上がった新しいクリプトアートマーケットプレイス「XYZA」で、現代アーティスト・コムロタカヒロによるエキシビジョン形式の「WORMHOLE」プロジェクトが始まる。誰もが無料で応募できるNFT作品の抽選配布に加え、コムロタカヒロの代表作をもとにつくられたNFT作品の先着販売や、NFT新作のオークション販売が行われる。
2010年の初開催以来回数を重ねてきた瀬戸内国際芸術祭が来年、5回目の開催を迎える。これを前に、企画発表会が東京・日本橋で行われた。
GINZA SIXのエントランスでアーティスト・清川あさみによるデジタルアート新作《OUR NEW WORLD》が公開された。「いのちと光の柱」をテーマに、生命の美しさを表現し、祈りや希望を込めた作品だ。会期は12月25日まで。
11月6日に開催された新しいアートオークション「NEW AUCTION」が、販売手数料込みで合計5億5477万7250円の落札総額を記録。同セールのハイライトや、この新しいオークションハウスの取り組みを紹介する。
1986年に開館し、2017年に全面建て替えのため閉館した八戸市美術館が11月3日にリニューアルオープンした。2022年2月20日までの期間、開館記念「ギフト、ギフト、」展が行われる。
ベネッセホールディングスが香川・直島町に2022年3月、新たにふたつのアート施設を開館する。ひとつは安藤忠雄の設計による「ヴァレーギャラリー」、もうひとつはガラスの茶室《聞鳥庵(もんどりあん)》を擁する「杉本博司ギャラリー 時の回廊」だ。
日本と台湾の文化交流と親善を目的にした文化交流事業「Taiwan NOW(台湾ナウ)」が、11月14日まで開催されている。東京駅前の商業施設「KITTE」内メイン会場のほか、バーチャル会場(オンライン)、台湾・高雄でも開催される本イベントは、やなぎみわや林明弘(マイケル・リン)など両国を代表するアーティスト、クリエイターが参加。10月30日に開催された開幕式でも、台湾のアーティストらによるパフォーマンスが披露された。
『美術手帖』12月号の特集は「NFTアートってなんなんだ?!」。NFT元年とも言える本年、コピー可能なデジタル・アートがなぜ高値で売れるのか。その仕組みを解き明かす。
「石のまち」として知られる新潟・糸魚川市が開催する「石のかおコンテスト2021」にあわせ、気鋭の作家4組が石を使ったユニークなアート作品を制作した。