横浜美術館リニューアルオープン記念展「おかえり、ヨコハマ」が2025年2月より開催へ

3年にわたる大規模改修工事のさなか、11月1日に一部事業を再開した横浜美術館。リニューアルオープンを迎える2025年2月8日に記念展「おかえり、ヨコハマ」が開催される。

奈良美智 春少女 2012 キャンバスにアクリル絵具 227.0 x 182.0 横浜美術館蔵 ©YoshitomoNara

 3年にわたる大規模改修工事のさなか、11月1日に一部事業を再開した横浜美術館。リニューアルオープンを迎える2025年2月8日に記念展「おかえり、ヨコハマ」が開催される。

 本展は、横浜美術館館長である蔵屋美香の就任後初となる自主企画。「横浜」をキーワードに、様々な人々を迎え入れたいという想いを込めて開催されるものとなる。

 展示では、横浜をキーワードとしながら「多様性」という観点のもと、絵画、写真、工芸、映像などの作品や資料を通して、新たな視点で横浜の意外な歴史を深堀り。セザンヌピカソマグリット奈良美智など、近代美術の名作から現代美術の作品まで楽しむことができるという。

 また、子供のために作品を選び、見やすいよう工夫して展示する「子どものギャラリー(仮称)」を会場内に設置。親子でおしゃべりを楽しみながら鑑賞する機会も設けられる。

ルネ・マグリット 王様の美術館 1966 キャンバスに油彩 130.0 x 89.0 cm 横浜美術館蔵

 なお、11月1日より再開されているのは、大規模改修工事により新設された「ギャラリー8」「ギャラリー9」と、美術図書室、ミュージアムショップ「MYNATE」、カフェ「馬車道十番館 横浜美術館 喫茶室」といった入場無料の「じゆうエリア」の一部。また「子どものアトリエ」「市民のアトリエ」の活動も再始動している。

編集部

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