3年にわたる大規模改修工事のさなか、11月1日に一部事業を再開した横浜美術館。リニューアルオープンを迎える2025年2月8日に記念展「おかえり、ヨコハマ」が開催される。
本展は、横浜美術館館長である蔵屋美香の就任後初となる自主企画。「横浜」をキーワードに、様々な人々を迎え入れたいという想いを込めて開催されるものとなる。
展示では、横浜をキーワードとしながら「多様性」という観点のもと、絵画、写真、工芸、映像などの作品や資料を通して、新たな視点で横浜の意外な歴史を深堀り。セザンヌ、ピカソ、マグリットや奈良美智など、近代美術の名作から現代美術の作品まで楽しむことができるという。
また、子供のために作品を選び、見やすいよう工夫して展示する「子どものギャラリー(仮称)」を会場内に設置。親子でおしゃべりを楽しみながら鑑賞する機会も設けられる。