日本を拠点に国内外で活躍するフラワーアーティストのニコライ・バーグマンと、350年以上の歴史ある大樋焼の窯元に生まれた陶芸家であり、建築家でもある奈良祐希がコラボレーション。12月15日から2022年1月14日まで、東京・南青山のNicolai Bergmann Flowers & Design Flagship Store 2Fでセッション展覧会「JAPANDI-NA（ジャパンディーエヌエー）」を開催する。
ニコライ・バーグマンはデンマーク生まれ。スカンジナビアン・スタイルと日本の感性を融合させた独自のフラワーデザインで知られ、ユニークな作品を発表し続けている。ファッションやインテリアの分野でも様々な企業と共同デザイン・プロジェクトを行っており、国内外に13店舗のフラワー・ブティック、カフェ、アートギャラリーを展開。2022年春には「NICOLAI BERGMANN HAKONE GARDENS」を箱根・強羅にオープン予定だ。
いっぽうの奈良祐希は石川県生まれ。350余年の歴史を誇る大樋焼十一代大樋⾧左衛門を父に持つが、奈良自身は東京藝術大学で建築を学び、同大学大学院（美術研究科建築専攻）を主席で卒業。2021年には若手建築家の登竜門である「Under 35 Architects exhibition 2021」ファイナリストに選出されるなど、建築家としても注目を集めるいっぽう、3D CADを駆使して設計した陶芸作品も定期的に発表している。
本展「JAPANDI-NA」は、「Japanese（日本風の）」と「Scandinavian（北欧風の）」を組み合わせた造語「JANAPDI」とDNAを合わせたもの。奈良が生み出す陶芸にニコライがフラワーアートを施した作品の数々を発表する。
奈良は本展のために、ニコライのシグネチャーアイテムであるフラワーボックスをイメージした新作を披露。また、奈良が陶芸を設計する際に描くCADのドローイングに、ニコライのアートを組み合わせた作品も発表される。
