EXHIBITIONS
青木陵子「境界線のはなし」
Take Ninagawaで、青木陵子の個展「境界線のはなし」が開催される。
青木陵子は1973年兵庫県生まれ。現在は京都府に在住している。1999年に京都市立芸術大学大学院ビジュアルデザイン科修了。主な個展は、「変化する自由分子のWORKSHOP」(ワタリウム美術館(with 伊藤存)、2020)、「三者面談で忘れてるNOTEBOOK」(Take Ninagawa、2018)、「みどり色のポケット」(Take Ninagawa、2011)など。
1990年代後半から2000年代初頭の京都で台頭した実験的なアートシーンを牽引した青木は、小さなドローイングに描かれた線や色面を組みあわせて大きなインスタレーションをつくり、絵画の新たな境地を提示してきた。
本展に際して青木が制作した新作は、箱のかたちをしている。赤瀬川原平の《宇宙の罐詰》(1964)や、河原温の《デイト・ペインティング》、あるいはスーザン・ヒラーのショーウィンドウのインスタレーションを想起させる青木の新作は、時間と記録、領域と境界についての考察を、スケールやパースペクティブを変化させたインスタレーションによって、観客を作品が内包する空間へと引き込む。
青木陵子は1973年兵庫県生まれ。現在は京都府に在住している。1999年に京都市立芸術大学大学院ビジュアルデザイン科修了。主な個展は、「変化する自由分子のWORKSHOP」(ワタリウム美術館(with 伊藤存)、2020)、「三者面談で忘れてるNOTEBOOK」(Take Ninagawa、2018)、「みどり色のポケット」(Take Ninagawa、2011)など。
1990年代後半から2000年代初頭の京都で台頭した実験的なアートシーンを牽引した青木は、小さなドローイングに描かれた線や色面を組みあわせて大きなインスタレーションをつくり、絵画の新たな境地を提示してきた。
本展に際して青木が制作した新作は、箱のかたちをしている。赤瀬川原平の《宇宙の罐詰》(1964)や、河原温の《デイト・ペインティング》、あるいはスーザン・ヒラーのショーウィンドウのインスタレーションを想起させる青木の新作は、時間と記録、領域と境界についての考察を、スケールやパースペクティブを変化させたインスタレーションによって、観客を作品が内包する空間へと引き込む。