
これぞ動く彫刻。エイフマン・バレエの日本初演『ロダン〜魂を捧げた幻想』で見る圧倒的な肉体美
ロシアの名門バレエ・カンパニー「エイフマン・バレエ」が、2019年7月に『ロダン〜魂を捧げた幻想』を日本初初演する。彫刻家、オーギュスト・ロダンの人生を描いた本作では、ダンサーたちが表現する彫刻作品にも注目したい。

ロシアの名門バレエ・カンパニー「エイフマン・バレエ」が、2019年7月に『ロダン〜魂を捧げた幻想』を日本初初演する。彫刻家、オーギュスト・ロダンの人生を描いた本作では、ダンサーたちが表現する彫刻作品にも注目したい。

東南アジア地域初のミニマリズム展「ミニマリズム - 空間、光、そしてオブジェ」が、11月16日よりシンガポールを代表する2つの美術館、ナショナル・ギャラリー・シンガポールとアートサイエンス・ミュージアムでスタートした。ミニマリズムの解釈を拡大させる本展の、各会場の見どころを、前後編で紹介する。前編はナショナル・ギャラリー・シンガポール。

小瀬村真美、関根直子、手塚愛子によるグループ展が、東京・恵比寿のMA2 Galleryで開催される。同じ世代に生まれ、国内外で活躍してきた3名の近作および新作に注目が集まる。会期は11月30日〜12月22日。

彫刻や映像など、さまざまなメディアを用いて制作を行う小平篤乃生の個展「烏巡り」が、広島・廿日市市のアートギャラリーミヤウチで開催中だ。会期は2019年1月14日まで。

写真家・松江泰治の個展が、東京・東神田のTARO NASUで開催される。本展では、松江の代表シリーズ「gazetteer」より、同じ被写体を撮影したモノクロとカラー両方の風景作品を展示。モノクロとカラーのイメージを往還することができる。会期は11月24日~12月22日。

写真家・篠山紀信が、山梨の清春芸術村にある安藤忠雄建築「光の美術館」で新作を撮り下ろし、個展「光の情事」をスタートさせた。自然光のみで撮影された作品が並ぶ本展の見どころを篠山の言葉とともにレポートでお届けする。

演出家・リサーチャーのマーク・テをゲストキュレーターに迎えた展覧会「呼吸する地図」が、山口情報芸術センター[YCAM]で開催。12週にわたるレクチャーやレクチャー・パフォーマンス、インスタレーションなど様々なプログラムを実施する。会期は12月15日〜2019年3月3日。

日本を代表する俳優として国内外の作品に出演する傍ら、音楽活動や絵画制作も行っている浅野忠信。そんな浅野のドローイング700点を紹介する展覧会が、東京・外苑前のワタリウム美術館で開催される。会期は12月7日〜2019年3月31日。

「めぐる」をテーマに、新進気鋭の10人の作家とコラボレーションした文学作品集『めぐるをめぐる10の何か』をオルビスが刊行。本著は11月17〜18日に原宿・神宮前交差点付近、22日に品川、24〜25日には二子玉川へと巡回する移動式本屋「ORBIS BOOK TRUNK」で無料で入手できる。

11月18日までに終了する展覧会とスタートしたばかりの展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介。この機会をお見逃しなく。

東京・六本木の森美術館開館15周年を記念し、同館インターナショナル・アドバイザリー・コミッティーのメンバーである 世界の主要美術館の館長を迎え、パネル・ディスカッション「拡張する現代美術と変わる美術館」が11月14日に開催された。

身の回りにあるモチーフを繰り返し描いてきたペインター、鹿野震一郎の個展が、東京・清澄白河のSatoko Oe Contemporaryで開催される。会期は前期の「4 days for a flash」が11月18日まで、後期の「5 days for a flash(year-end)」が12月18日〜22日。

演劇ユニット・Port Bを主宰する高山明によるプロジェクト「マクドナルド放送大学」。2017年、実際にフランクフルトで実現されたこのプロジェクトが、東京・南麻布のMISA SHIN GALLERYで行われる。会期は11月23日〜2019年2月2日。

約90億円という価格での落札が予想されていたイギリス人アーティスト、デイヴィッド・ホックニーの代表作《芸術家の肖像画―プールと2人の人物―》。その結果は予想を上回る約102億円となった。

ル・コルビュジエが故郷のスイスを離れ、芸術の中心地パリで「ピュリスム(純粋主義)」の運動を推進した若年期の時代に焦点を当てる展覧会「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」が開催される。絵画、建築、都市計画、出版、インテリア・デザインなど約10年間の多様な活動を振り返る本展の会期は、2019年2月19日~5月19日。

現代美術家・村上隆のコレクションとキュレーションによる展覧会が、熊本市現代美術館で開催される。本展は、主にバブル経済期を中心とするアートムーブメントに焦点を当てながら、1990年以降の「失われた20年」の日本の陶芸芸術をあわせて俯瞰することで、戦後の現代美術を新しい視点で解釈することを試みる。会期は12月15日~2019年3月3日。

エルメス財団は、2010年よりアーティストのレジデンスプログラムを実施してきた。その成果が紹介する展覧会「眠らない手」の第2期が11月15日、銀座メゾンエルメス フォーラムでスタートした。

初期のTOGAのアートディレクターを務めたMO/大類信により設立された「RSP」が、リチャード・カーン、ジャック・ピアソン、鈴木親、MOとコラボレーションしたスカーフを発表。そのポップアップ・ショップが、東京のTOGA原宿店で開催される。会期は11月20日〜12月2日。

国内外で精力的に活動を続ける写真家・森山大道の個展「RADIATION(color)」が、東京・銀座のAkio Nagasawa Gallery Ginzaで開催中。会期は2019年3月3日まで。

中国・上海の中心部に20世紀初頭に建てられた歴史的なガーデンヴィラ「ロンヅァイ(榮宅)」。これをプラダが6年かけてリノベーションし、美術館として開館させた。行列が絶えないこの美術館の 見どころとは?