鹿野震一郎は1982年生まれ、2007年名古屋造形芸術大学芸術学部美術科洋画コース卒業。主な展覧会に「through the glasses – Hikarie Contemporary Art Eye vol.9」(渋谷ヒカリエ8/CUBE、2018)、「pecio」(山手111番館、2017)、「measurement」(Satoko Oe Contemporary、2016)などがある。
サイコロやトランプ、フィギュアなど、幼少期から身の回りにあったモチーフを、サイズや質感を変えながら繰り返し描いている鹿野。絵の中にあるモチーフや作品自体の見え方を変化させるため、変則的な展示方法や作品の組み合わせを積極的に試みてきた。
そんなこれまでの試みを受けて、ギャラリー空間そのものを新たな装置として機能させるべく開催される本展。鹿野作品に対する新たな見方や関わり方が模索、提示される。
また、本展の2会期のあいだには、東京・国分寺のswitch pointで鹿野の個展「Jump Over the Flagpole」が開催される。こちらの会期は11月29日~12月15日。