
マネ、最晩年の傑作が来日。モネ、ルノワール、ゴッホら、コートールド美術館の優品が約20年ぶりに日本へ
世界有数の印象派コレクションを誇る、イギリス・ロンドンのコートールド美術館のコレクションが来日する。2019年9月10日~12月15日に東京都美術館で、以後、愛知県美術館、神戸市立博物館へ巡回予定。

世界有数の印象派コレクションを誇る、イギリス・ロンドンのコートールド美術館のコレクションが来日する。2019年9月10日~12月15日に東京都美術館で、以後、愛知県美術館、神戸市立博物館へ巡回予定。

絵画表現だけでなく、パフォーマンス、映像、写真、詩、立体など新たなメディアを用いた表現へと活動を広げるアーティスト・松下まり子。その最新個展「Oasis」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。会期は5月3日〜6月1日。

日本の写真界や、写真文化に顕著な貢献をした個人や団体に対して贈られる「日本写真協会賞」。今年は大賞にあたる作家賞を、1970年代より沖縄を撮り続けてきた石川真生が受賞した。

中国のソーシャリー・エンゲージド・アートにおいて注目を集めるアーティストのひとり、鄭波(ジェン・ボー)の個展「Dao is in Weeds 道在稊稗/道(タオ)は雑草に在り」が、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで開催される。会期は6月1日〜7月15日。

写真家・横田大輔の日本では3年ぶりとなる新作個展「Room. Pt. 1」が、東京・銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。会期は5月14日〜6月22日。

2013年前後、韓国のアートシーンに現れた新たなアートスペースを指す言葉「新生空間(シンセンコンガン)」。その「新生空間」とアーティストたちの活動に焦点を当てた展覧会「『新生空間』展―2010年以降の新しい韓国美術」が、ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエで開催される。会期は5月12日まで。

今年、世界のもっとも優れた文化的施設に贈られるティア・アワードを受賞した東京・お台場の「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」に、新作が登場した。

ファッションブランド「Hender Scheme(エンダースキーマ)」による映像展「product videograph」が、東京・恵比寿のCAGE GALLERYで展示されている。会期は6月9日まで。

2018 年秋に開催された「アニッシュ・カプーア IN 別府」で初公開され、大きな話題を呼んだアニッシュ・カプーアーによるインスタレーション《Sky Mirror》が、10日間限定で再公開されている。会期は5月6日まで。

新潟・越後妻有地域の「大地の芸術祭」の里で、越後妻有2019春がオープンした。これにあわせ、同地と深い関係を築いてきた作家・河口龍夫の個展「時の羅針盤」が磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館 [SoKo]で開催されている。会期は~5月6日(春会期)、8月10日~18日(夏会期)、10月~11月(秋会期、日程は調整中)

映画『ブレードランナー』や『エイリアン2』などのプロダクション・デザインを手がけたことで知られるデザイナー、シド・ミードの原画展「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」がアーツ千代田 3331で開催されている。本展ではアイデアスケッチから水彩画、イラストレーションまで、約150点を見ることができる。会期は6月2日まで。

日本の現代美術をアメリカ西海岸で紹介するギャラリー、ノナカ・ヒル。そこで、アーティストの土肥美穂と廣直高、そしてファッションデザイナーの富永航によるグループ展「Miho Dohi, Naotaka Hiro, Wataru Tominaga」が開催されている。会期は5月25日まで。

平成が終わり、新たな時代「令和」を迎える5月1日。新天皇の即位を記念し、日本各地の美術館・博物館では入館料が無料になるところも多い。その中からとくに注目したい施設をピックアップして紹介する。

横浜・馬車道のYCC ヨコハマ創造都市センターの、2019年度開催プログラムが発表された。今年は、同地で過去4回開催されてきたラウンジ・イベントの「RED ROOM “Bon Voyage!”」が最終回を迎える(6月28日、29日)。またキッズ・ワークショップ「ウマジン」(4月30日)、髙橋匡太による個展(11月22日~2020年1月12日)も開催される。

名和晃平が2013年に初めて手がけた、泡を素材としたインスタレーション《Foam》。その最新バージョンの特別展示が、金沢21世紀美術館で始まった。

「クリムト展」と「ウィーン・モダン」展の開催によって注目を浴びているウィーンの世紀末文化。クリムトとシーレを中心にしながら、このウィーンの黄金時代にフォーカスしたドキュメンタリー映画『クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代』が6月8日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開される。

佐藤オオキ率いるデザインオフィス nendoと美術館の共同企画・展示デザインの展覧会「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」が、東京・六本木のサントリー美術館で開幕した。「information」と「inspiration」とのふたつの展示空間を通して、ひとつの作品をふたつの見方で体験する本展の魅力を、レポートでお届けする。

現在、東京藝術大学の博士課程に在籍するオランダ出身のアーティスト、ヴィンセント・ライタスの個展「Breathing IN/EX-terior 呼吸する内/外」が駒込倉庫で開催されている。これまで「美学としてのインティマシー(親密性)」という観点を軸に作品を発表してきたライタスは今回、空間を活かしたインスタレーションを展開。会期は5月12日まで。

光あふれる色彩とダイナミックな構図、そしてユーモアや社会批評を交えながら力強い絵画を生み出してきた大岩オスカール。その日本では10年ぶりとなる大規模な個展「大岩オスカール 光をめざす旅」が、金沢21世紀美術館で開幕した。近作を中心とした約60点の作品が集まる本展の見どころとは?

フランク・ゲーリー設計のもと、2012年に開館予定でだったグッゲンハイム・アブダビが、2023年にオープンすると予想されている。グッゲンハイム財団傘下最大の美術館となる同館は、草間彌生やラリー・ベルなど、1960年代以降の収蔵品で構成されるという。