NEWS / HEADLINE - 2019.4.26

計画発表から16年。グッゲンハイム・アブダビ、2023年に開館か

フランク・ゲーリー設計のもと、2012年に開館予定であったグッゲンハイム・アブダビが、2023年にオープンすると予想されている。グッゲンハイム財団傘下最大の美術館となる同館は、草間彌生やラリー・ベルなど、1960年代以降のすべての作品メディアのコレクションからなるという。

グッゲンハイム・アブ・ダビの模型 出典=ウィキメディア・コモンズ

 フランク・ゲーリーが設計し、当初は2012年オープンを予定していたグッゲンハイム・アブダビが、竣工までに約4年を要することがわかった。

 「Euronews」の報道によると、グッゲンハイム美術館を運営するソロモン・R・グッゲンハイム財団のディレクター、リチャード・アームストロングは、「このプロジェクトは順調で予算内で進んでおり、その建設工事はまもなく開始されるでしょう」とし、「それは大きな建物で、その一部は非常に複雑なので、建設には少し時間がかかるはずです」とコメントしている。

 約3万平米のスペースを持つグッゲンハイム・アブダビは、グッゲンハイム財団の最大の美術館となる。2006年に発表されたこのプロジェクトは、当初は12年にオープンすると予想され、その後17年へと延期されたが、工事はいまだに開始されていない。

 アラブ首長国連邦(UAE)の首都・アブダビに隣接するサディヤット島の北西端の半島に位置する同館は、UAE政府傘下の観光開発投資会社(TDIC)が監修するサディヤット島の文化的複合施設の一部だ。この複合施設には、2017年にオープンしたルーヴル・アブダビや、今後開館予定のシェイク・ザーイド国立博物館もある。

 同館のコレクションには、草間彌生、ラリー・ベル、オットー・ピエネ、モニール・ファーマンファーマイアンなど国際的なアーティストを含め、1960年代から今日まですべての媒体の作品が含まれている。アームストロングは、「最上階では、ジェームズ・タレル、エルネスト・ネト、もしくはポーランドのモニカ・ソスノフスカなどの超大規模で興味深い作品を展示することを考えています」と語る。