2014年以降のアーカイブ映像をモチーフに。Hender Scheme(エンダースキーマ)によるビデオ・インスタレーション《product videograph》をチェック
ファッションブランド「Hender Scheme(エンダースキーマ)」による映像展「product videograph」が、東京・恵比寿のCAGE GALLERYで展示されている。会期は6月9日まで。
![](https://bt.imgix.net/magazine/19711/main/1556009732161_8ac0e313d9523f4c6b4932c4910aa088.jpg?auto=format&fm=jpg&w=1472&h=828&fit=clip&rect=204,0,3276,1843&v=16)
身なりにおけるジェンダーフリーを提唱するファッションブランド「Hender Scheme(エンダースキーマ)」による映像展「product videograph」が、東京・恵比寿のCAGE GALLERYで展示されている。
本展に展示される作品は、Hender SchemeのウェブサイトやSNSアカウントで公開されている映像コンテンツを素材に、新たに編集・制作されたビデオ・インスタレーション。白背景に斜め・横・俯瞰のアングルで撮られたプロダクトが、そのデザインや用途に準じながら淡々とループする映像は、固定アングルによる定点観測的フォーマットによって独特のユーモアと質感をつくり出す。
「動く物撮り」のような同シリーズは、特殊撮影によるアナログ技法とデジタル編集処理によって毎シーズン新たな表現が実験的に試みられ、そのバリエーションを増やしてきた。
本展では、2014年頃から現在まで公開されてきたアーカイブを同一画面上に並べることで、各映像がループしながら次第に変転。SNSなどのオンラインメディアとは異なる映像体験を得ることができる。