「令和」への改元を記念して。5月1日に無料となる美術館・博物館をチェック
平成が終わり、新たな時代「令和」を迎える5月1日。新天皇の即位を記念し、日本各地の美術館・博物館では入館料が無料になるところも多い。その中からとくに注目したい施設をピックアップして紹介する。
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新天皇が即位し、「令和」が始まる5月1日。これを記念し、各地の美術館・博物館では入館料無料やプレゼントなどが行われる。
まず東京・上野では、東京国立博物館の常設展である総合文化展と、国立西洋美術館の常設展が無料になる。
また竹橋では、東京国立近代美術館が全館無料となるので、2つの企画展「福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ」「イメージコレクター・杉浦非水展」を忘れずにチェックしたい。もちろん、工芸館の企画展「The 備前―土と炎から生まれる造形美―」も無料だ。
なお、「ウィーン・モダン」展と「トルコ至宝展」を開催中の国立新美術館は入場料無料にはならないが、それぞれの展覧会で先着1000名にポストカードがプレゼントされる。
神奈川県立近代美術館 葉山では、「ポーランド・ポスター展」を含む全館が無料となる。
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岩手県内では、「タータン 伝統と革新のデザイン」展を開催中の岩手県立美術館をはじめ、岩手県立博物館、一関市博物館が無料になる。
国立の施設として、京都国立博物館では即位と新元号にちなんだオリジナルポストカードを来館者にプレゼント。いっぽうの京都国立近代美術館では、コレクション・ギャラリーの観覧が無料となる。
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クリスチャン・ボルタンスキーの日本国内過去最大規模の個展「クリスチャン・ボルタンスキー - Lifetime」を開催中の国立国際美術館は、「コレクション3:見えないもののイメージ」も含めて無料になるので、この機会に訪れたい。
岡山では、岡山県立博物館と岡山県立美術館に加えて後楽園も無料開放される。
また九州では、大竹伸朗の「ビル景」シリーズに焦点を当てた大規模展「大竹伸朗 ビル景 1978ー2019」を開催中の熊本市現代美術館や、熊本博物館が無料開放。九州国立博物館も、文化交流展(平常展)が無料となる。
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