進化中のアートフェア。規模拡大の「Art Chengdu(アート・チェンドゥ)」を振り返る

中国南西部の経済的・文化的中心地である成都で、今年2回目となる現代美術のアートフェア「Art Chengdu(アート・チェンドゥ)」が、4月28日から5日間にわたって開催された。2年目に入ったこのフェアは、どのようなアップグレードが行われたのか? レポートでお届けする。

NEWS / PROMOTION

往復書簡から導かれたキーワードをもとに。伊庭靖子、児玉靖枝、袴田京太朗によるグループ展「悪魔的な」をチェック

伊庭靖子、児玉靖枝、袴田京太朗の3人展「悪魔的な」が、東京・恵比寿のMA2 Galleryで開催される。展覧会タイトルの「悪魔的な」とは、3名がそれぞれの作家へ、質問・返答しあった往復書簡から導かれたキーワードだ。会期は6月8日〜7月6日。

NEWS / EXHIBITION

第13回

「公園」から考えた、分断なきゆるやかなつながり。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(13)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。最終週となる第13回では、ボストンを訪れた蓮沼がこれまでの自身の活動を振り返る。毎週土・日更新。

アートフェアの常識を覆す。ニューヨークで開かれた「Object & Thing」とは何か?

5月3日〜5日の「フリーズ・ニューヨーク」会期中、ニューヨーク市内では並行して、複数のアートフェアが開催された。そのなかでも、ブルックリンで開かれたフェア「Object & Thing」が、「アートフェアビジネスの常識を覆す」と会期前から話題を集めていた。同フェアのディレクターのアビー・バングザーに、会場で詳しい話を聞いた。

NEWS / REPORT

第16回芸術評論募集 【佳作】布施琳太郎「新しい孤独」

『美術手帖』創刊70周年を記念して開催された「第16回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、星野太の三氏による選考の結果、次席にウールズィー・ジェレミー、北澤周也、佳作に大岩雄典、沖啓介、はがみちこ、布施琳太郎が選出された(第一席は該当なし)。ここでは、佳作に選ばれた布施琳太郎「新しい孤独」をお届けする。

INSIGHT

第16回芸術評論募集 【佳作】はがみちこ「『二人の耕平』における愛」

『美術手帖』創刊70周年を記念して開催された「第16回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、星野太の三氏による選考の結果、次席にウールズィー・ジェレミー、北澤周也、佳作に大岩雄典、沖啓介、はがみちこ、布施琳太郎が選出された(第一席は該当なし)。ここでは、佳作に選ばれたはがみちこ「『二人の耕平』における愛」をお届けする。

INSIGHT

第16回芸術評論募集 【佳作】沖啓介「Averages 平均たるもの エドワード・ルシェから始める」

『美術手帖』創刊70周年を記念して開催された「第16回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、星野太の三氏による選考の結果、次席にウールズィー・ジェレミー、北澤周也、佳作に大岩雄典、沖啓介、はがみちこ、布施琳太郎が選出された(第一席は該当なし)。ここでは、佳作に選ばれた沖啓介「Averages 平均たるもの エドワード・ルシェから始める」をお届けする。

INSIGHT

第16回芸術評論募集 【佳作】大岩雄典「別の筆触としてのソフトウェア——絵画のうえで癒着/剥離する複数の意味論」

『美術手帖』創刊70周年を記念して開催された「第16回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、星野太の三氏による選考の結果、次席にウールズィー・ジェレミー、北澤周也、佳作に大岩雄典、沖啓介、はがみちこ、布施琳太郎が選出された(第一席は該当なし)。ここでは、佳作に選ばれた大岩雄典「別の筆触としてのソフトウェア——絵画のうえで癒着/剥離する複数の意味論」をお届けする。

INSIGHT

表現できない感情を描く。映画『夜明け』広瀬奈々子監督×写真家・佐藤麻優子トークレポート

映画監督の是枝裕和、西川美和が立ち上げた映像制作者集団「分福」の1期生で、両監督の愛弟子でもある広瀬奈々子のデビュー作『夜明け』が各地で公開中だ。公開記念イベントとして、宣伝写真を担当した写真家・佐藤麻優子と広瀬によるトークショーが、アップリンク渋谷にて開催された。その模様をレポートする。

INSIGHT

小泉明郎、ヒスロム、contact Gonzoらが参加。日本とポーランドのアーティスト21組が集結する「セレブレーション」展が開催

日本とポーランドの国交樹立100周年を記念し、両国のアーティスト21組が参加する展覧会「セレブレーション-日本ポーランド現代美術展-」が、京都芸術センター、ロームシアター京都、ザ ターミナル キョウトの3会場で開催される。会期は5月18日〜6月23日。

NEWS / EXHIBITION

第16回芸術評論募集 【次席】ウールズィー・ジェレミー「インターネット民芸の盛衰史」

『美術手帖』創刊70周年を記念して開催された「第16回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、星野太の三氏による選考の結果、次席にウールズィー・ジェレミー、北澤周也、佳作に大岩雄典、沖啓介、はがみちこ、布施琳太郎が選出された(第一席は該当なし)。ここでは、次席に選ばれたウールズィー・ジェレミー「インターネット民芸の盛衰史」をお届けする。

INSIGHT

世界を牽引する現代バレエ団、NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)が来日。愛知と神奈川での上演をチェック

オランダの現代バレエ団、NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)の13年ぶりとなる来日公演が、愛知県芸術劇場(6月28日、29日)、神奈川県民ホール(7月5日、6日)で開催される。今回は、それぞれ異なる振付家が手がける4作品が上演予定だ。

NEWS / HEADLINE

第3回

ファッションに見る新しい表現(3) マティスやビュレンをトリビュートする「REALITY STUDIO」

アーティストとのコラボレーションも増え、人々のファッションへの受容が拡大する現代。アーティストの美意識や思想に共感し、作品を購入するのと似た意識で衣服を選ぶ人も多いだろう。このシリーズでは、ファッションの新境地を追求する気鋭を紹介していく。第3回は、消費者にファストファッションや大量生産を再考するポルトガルのファッションブランド「REALITY STUDIO」を取り上げる。