NEWS / HEADLINE - 2019.5.8

世界を牽引する現代バレエ団、NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)が来日。愛知と神奈川での上演をチェック

オランダの現代バレエ団、NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)の13年ぶりとなる来日公演が、愛知県芸術劇場(6月28日、29日)、神奈川県民ホール(7月5日、6日)で開催される。今回は、それぞれ異なる振付家が手がける4作品が上演予定だ。

『Shoot the Moon』より ©Rahi Rezvani

 NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)は、1959年にオランダで設立。70年代、チェコの振付家であるイリ・キリアンが芸術監督に就任し、一躍注目を集めることとなる。これまで9人の芸術監督、30人以上の振付家によって上演された作品の数は約600におよぶ。

 バットシェバ舞踊団の元芸術監督オハッド・ナハリンなど、カンパニー外の振付家との共同制作を行うほか、音楽家や美術作家、照明デザイナー、衣装デザイナーなど様々なアーティストの集まるプラットフォームとしても機能してきたNDT。また、これまで多くの日本人ダンサーを輩出し、現在も4名が所属している。

『Shoot the Moon』より ©Rahi Rezvani

 そんなNDTの13年ぶりとなる来日公演が、愛知県芸術劇場と神奈川県民ホールで開催される。なお、現在芸術監督を務めるポール・ライトフットは、今シーズン限りでの引退を表明。今回は、日本でライトフット率いるNDTの公演を見る最後のチャンスとなる。

 上演作品は、夭折のシンガーソングライター、ジェフ・バックリィの音楽と身体表現を融合させる『Woke up Blind』、マックス・リヒターによる音楽、建築的な空間、洗練された衣装やテキスタイルで、スイス国境のバーゼル駅待合室をモチーフに社会を俯瞰する『Singulière Odyssée』など計4作品となっている。

『Woke up Blind』より ©Rahi Rezvani

 ダンサーの表現力と、振付家の豊かな想像力から生み出されるNDTの作品。世界を牽引してきたカンパニーの来日公演を、逃さずチェックしてほしい。