体験のデザインとしてVRを学ぶ「NEW VIEW SCHOOL」が東京・京都で開講。講師に谷口暁彦、菅俊一、長見佳祐ら

「『体験のデザイン』としての総合芸術=VRを学ぶ」をキャッチコピーに、アート・音楽・建築・ファッションの分野から講師を招いて、VR表現のための考え方と技術を学ぶ「NEW VIEW SCHOOL」が始動する。同スクールは、東京と京都の2会場でそれぞれ6月初旬から開講(全10回)。

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疾患と治癒、通過儀礼の物語としてイナバノシロウサギを読み解く。飯嶋桃代の個展がギャルリー東京ユマニテで開催

繊細な素材を使ったダイナミックなインスタレーションで知られる作家・飯嶋桃代の個展「〈疾患〉と〈治癒〉―通過儀礼としてのイナバノシロウサギ説話」が、東京・京橋のギャルリー東京ユマニテで開催される。本展で飯嶋は、オブジェと映像で構成されるインスタレーションを展開。会期は6月1日〜15日。

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第12回

音楽と美術が接近していた時代の思考を再配置する。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(12)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第12回では、松井が、蓮沼による展覧会「Someone’s public and private / Something’s public and private」の書簡を受け、小杉武久を論じる。毎週土・日更新。

岡﨑乾二郎、大山エンリコイサム、ラファエル・ローゼンダールらが参加。「ドローイング」を軸としたグループ展がTSCAで開催中

「ドローイング」を軸として、作家の仕事への、私たち受け手の向き合い方を再考する展覧会「Drawing: Manner」が、東京・天王洲のTakuro Someya Contemporary Artで開催中だ。岡﨑乾二郎、川⼈綾、牧⼝英樹、村⼭悟郎、ラファエル・ローゼンダール、大山エンリコイサムの6名が参加する本展の会期は、5月25日まで。

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第11回

1日限りの展覧会「Someone’s public and private / Something’s public and private」を終えて。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(11)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第11回では、蓮沼が5月2日、ニューヨークのトンプキンス・スクエア・パークで行った1日限りの展覧会「Someone’s public and private / Something’s public and private」を振り返る。毎週土・日更新。

ヤン・ヴォーの個展「To each his due」が開催中。歴史と交差する作家自身の伝記、そしてイメージの数々とは

現在はベルリンとメキシコシティを拠点とし、写真や資料を組み合わせたインスタレーションで、アイデンティティの問題などを扱ってきたベトナム出身の作家、ヤン・ヴォー。その個展「To each his due」が、東京・東麻布のTake Ninagawaで開催されている。会期は5月18日まで。

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メディア・アートの先駆者、その歩みをたどって。山口勝弘を偲ぶ展覧会が横田茂ギャラリーで開催中

2018年に逝去したアーティスト・山口勝弘。抽象画や造形作品から、ビデオなどを用いたメディア・アートの先駆的な作品まで、幅広い活動で知られている。そんな山口を偲ぶ展覧会「山口勝弘 日はまた昇る」が、東京・港区の横田茂ギャラリーで開催中。会期は5月24日まで。

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「2052年宇宙の旅」。服部浩之、山城大督、辻琢磨が講師を務めるあいちトリエンナーレ芸術大学連携プロジェクトが受講生を募集中

8月1日にスタートする「あいちトリエンナーレ2019」。その会期中に「芸術大学連携プロジェクト」として実施する「U27 プロフェッショナル育成プログラム 夏のアカデミー2019『2052年宇宙の旅』」が、現在受講生を募集している。応募締め切りは7月3日(必着)まで。

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第2回

ファッションに見る新しい表現(2)「PUGMENT」 複眼的アプローチが拓く新境地

アーティストとのコラボレーションも増え、人々のファッションへの受容が拡大する現代。アーティストの美意識や思想に共感し、作品を購入するのと似た意識で衣服を選ぶ人も多いだろう。このコーナーでは、ファッションの新境地を追求する気鋭のブランドを紹介していく。第2回は、路上に落ちている衣服のディティールを熱転写プリントしたり、古着のミリタリーウェアを燃やした灰から衣服を展開する「PUGMENT」を取り上げる。

鄭波(ジェン・ボー)の個展「Dao is in Weeds」が京都で開催。より良い生態学的未来とすべての種における平等を考える

中国のソーシャリー・エンゲージド・アートにおいて注目を集めるアーティストのひとり、鄭波(ジェン・ボー)の個展「Dao is in Weeds 道在稊稗/道(タオ)は雑草に在り」が、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで開催される。会期は6月1日〜7月15日。

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2次元に還元されたグラビアアイドル写真の真意とは? 中村史子評 THE COPY TRAVELERS 「雲型定規がヤマをはる」「THE COPY TRAVELERSのA室」展

加納俊輔、迫鉄平、上田良の3作家からなる THE COPY TRAVELERS(コピー・トラベラーズ)は、写真などのイメージを複製やコラージュの手法で再構成するコレクティブである。愛知県美術館学芸員の中村史子が、この2月と4月に連続して催された2つの個展を通して、それらに共通する「女性たちのイメージ」に着目し、彼らの意図を探る。

REVIEW

ファッション写真でも現代美術でもない。2019年の「写真」のリアリティ。鈴木親インタビュー

日本に「ファッション写真」という分野が成立しているとすれば、鈴木親は間違いなくその第一線で活躍する写真家のひとりだ。1990年代半ばから、フランスの雑誌『Purple』で活躍しその後もファッション、ストリート、アートの分野を領域横断し、国際的な活動を続けている。現在、KOSAKU KANECHIKAで開催中の個展「わたしの、東京」に際し、ファッション写真にとどまらない、2019年の写真の方法論について話を聞いた。

INTERVIEW

2010年以降の韓国美術の様相。新たな動向「新生空間」に焦点を当てた展覧会が、ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエで開催

2013年前後、韓国のアートシーンに現れた新たなアートスペースを指す言葉「新生空間(シンセンコンガン)」。その「新生空間」とアーティストたちの活動に焦点を当てた展覧会「『新生空間』展―2010年以降の新しい韓国美術」が、ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエで開催される。会期は5月12日まで。

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