
34年ぶり日本開催の「WDO 世界デザイン会議」が開幕。研究・教育フォーラムで「デザインの在り方」を問う
国際デザインカンファレンス「WDO 世界デザイン会議 東京2023」が10月27日より3日間の会期で開幕。千葉大学 デザイン・リサーチ・インスティテュートで開催された初日の研究・教育フォーラムについて、その様子と論点をレポートする。

国際デザインカンファレンス「WDO 世界デザイン会議 東京2023」が10月27日より3日間の会期で開幕。千葉大学 デザイン・リサーチ・インスティテュートで開催された初日の研究・教育フォーラムについて、その様子と論点をレポートする。

東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイスセンター広場などを中心に「恵比寿映像祭2024 『月へ行く30の方法』」が開催される。会期は2024年2月2日〜18日。

第69回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第69回は、家中を絵で覆い尽くした小林伸一さんを追悼する。

今年1月にシンガポールで初めて開催されたアートフェア「ART SG」。その2回目の開催および出展者リストが発表された。

青森にある弘前れんが倉庫美術館で、ニューヨークを拠点とするアーティスト・松⼭智⼀の⽇本初となる⼤規模個展「雪⽉花のとき」が開幕を迎えた。日本初公開の作品23点を含む計31点が並ぶ。会期は2024年3⽉17⽇まで。

今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

CCCアートラボが、渋谷広域圏においてにぎわいを創出することを目指す「まちづくり協定」の取り組みの一環として企画する「Might Be Classics」。第2弾として開催されるのは現代美術家・光岡幸一による個展「魂心の一撃」だ。会期は11月2日〜13日。

Shinwa Wise Holdingsの100パーセント子会社・Shinwa ARTEXがデジタルアートのアートフェア「Digital Art Week Asia 2023」を東京・銀座の「SHINWA GALLERY」で開催する。会期は10⽉25⽇〜29⽇。

チームラボが東京・お台場で展開していた「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」が東京・麻布台の麻布台ヒルズに移転し2024年1月にオープン。会場は「認知上の存在」をテーマに新作も含めて構成される。

2025年9月13日〜11月30日に開催される国際芸術祭「あいち2025」。その会場に名古屋市の愛知芸術文化センターのほか、愛知県陶磁美術館をはじめとした瀬戸市内各所が加わることが発表された。

インドネシア出身のアーティスト、シャイフル・アウリア・ガリバルディが6週間にわたる京都でのレジデンス期間中に制作した新作を発表する展覧会「Irmo Ehoor」が清昌堂やました THE ROOMで開催中。会期は11月26日まで。

秋の京都を彩る国際アートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」が10月27日〜10月30日まで(27日は関係者・招待者のみ)、国立京都国際会館で開催される。「コラボレーション」をキーワードに、国内と海外、行政と民間、美術とその他の領域をつなぐプラットフォームとして2021年にスタートし、第3回目を迎える今年。そのなかでフェアを支える様々な企業にフォーカスし、企業目線でフェアとコラボレーションする意義を探る。

京都を舞台にしたアーティスト主導のアートフェア「ARTISTS' FAIR KYOTO 2024(アーティスツ フェア キョウト)」の開催が発表された。会期は2024年3月1日〜3日。会場が新たに京都国立博物館 明治古都館となる

「芸術の秋」に合わせて、東京都内でランチタイムに立ち寄って楽しいアートスポットをご紹介。いつもとはひと味違うリフレッシュが叶う12のスポット、近場にあればぜひ訪れてほしい。

アブストラクトなラインやフォルムが特徴的なドローイングで知られるロナン・ブルレック。その初となる本格的リトグラフが、イデーショップ 六本木店 特設 GalleryとIDÉE TOKYO 併設 IDÉE Galleryで展示・販売される。会期は10月27日~11月28日。

ロンドンのフォトグラファーズ・ギャラリーで現在、森山大道の回顧展「Daidō Moriyama: A Ret-rospective」が開催されている。半世紀以上に渡る歴史を持つ写真専門の同ギャラリーで初めて、すべてのスペースをひとりの写真家の作品で埋め尽くす規模の大きさと、イギリスにおける初の森山のソロエキシビションとして話題を呼んでいる。会期は2024年2月11日まで。

10月7日、パレスチナ・ガザ地区を支配する組織ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃を発端にしたイスラエルとパレスチナの戦争。紛争が激化し、死傷者が増加するなか、文化芸術界は即時停戦を呼びかけている。

大阪中之島美術館は、2024年に塩田千春の大規模個展「塩田千春 つながる私(アイ)」を開催する。塩田の美術館個展は大阪では16年ぶりとなる。

村上隆が率いる有限会社カイカイキキは、株式会社メルカリ執行役 SVP of Global Expansionであり元メルカリジャパンCEOの田面木宏尚を同社アドバイザーに迎えたことを発表した。

第12回
サンフランシスコ・ベイエリアのアート・ムーブメントや、ストリートアートなど様々な表現から影響を受けつつ、女性をモチーフとした立体作品をつくり出すルビー・ネリ。日本での初個展に際して、制作のルーツやその柔軟な思考法について話を聞いた。