
大成建設のル・コルビュジエ・コレクション、大倉集古館で約130点展示
世界有数の所蔵作品をもつ大成建設のル・コルビュジエ・コレクション。そのなかから約130点を展示する展覧会「特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~」が東京・虎ノ門の大倉集古館で開催される。会期は6月25日~8月12日。

世界有数の所蔵作品をもつ大成建設のル・コルビュジエ・コレクション。そのなかから約130点を展示する展覧会「特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~」が東京・虎ノ門の大倉集古館で開催される。会期は6月25日~8月12日。

5月6日、ポンピドゥー・センター・メッスで開催中の「Lacan. Quand l'art rencontre la psychanalyse(ラカン。芸術が精神分析と出会うとき)」展で、近代絵画の傑作でラカンが生前所有したことでも有名なキュスターブ・クールべの《世界の起源》をはじめとする5作品が破損され、1作品が盗難にあった。その後、破損された作品の作者のひとりが事件に関する声明を出し、物議を醸している。

株式会社ポーラ・オルビスホールディングスにおいて化粧文化に関する研究活動を行うポーラ文化研究所が東京都港区南青山に移転。「化粧文化ギャラリー」を新たに開設する。

パリを拠点に活動するカメルーン出身の現代美術家、セルジュ・ムアングの日本初個展「和フリカ ―第三の美意識を求めて―」が、東京・竹橋の丸紅ギャラリーで開催される。

中東初の「チームラボボーダレス」が、2024年夏にサウジアラビアのジッダ歴史地区にオープンすることが決定した。

アートセンターBUGで、企画展「陸路(スピルオーバー#1)」がスタートした。会期は6月16日まで。キュレーションは長谷川新、参加作家はMES、林修平、FAQ?。

任天堂が開館を予定している「ニンテンドーミュージアム」。その開館時期が24年秋となることがわかった。

日本の現代美術をアメリカ西海岸で紹介するギャラリー「ノナカヒル(Nonaka-Hill)」が、東京で安永正臣の個展「MASAOMI YASUNAGA : EMPTY VESSEL」を開催する。会期は5月11日~6月16日。

展覧会は会期が終われば二度と再体験することはできない──この当然のように思える事実について、キュレーター・小金沢智が短いテキストを寄せてくれた。

The Art Assemblyの主催による第5回の「台北當代(タイペイダンダイ)アート&アイデア」が、台北南港展示センターで開催される。会期は5月10日〜12日。

第1回
マンガ、アニメといったサブカルチャーは、2000年の村上隆による「スーパーフラット」以降、日本の現代美術の文脈を語るうえでもはや外すことができない領域となった。いっぽうで、ヴィデオゲームがその文脈であまり語られてこなかったのはなぜなのだろうか。日米間におけるヴィデオゲームの発展を美術史の流れになぞらえながら整理するとともに、そのなかで培われた独自の空間意識からゲームにおけるキャラクターデザインの美学、そしてゲームと現代美術はいかに交わっていくことができるのかについて、現代美術家・たかくらかずきが全3回にわたって論じる。

シャネル・ネクサス・ホールが開館20周年にあたりプログラムを刷新。中国現代美術界の新星である「Borrowed Landscapes フェイイ ウェン|パン カー 二人展」を開催する。会期は5月22日〜7月15日

アメリカの現代美術家、フランク・ステラ氏が87歳で逝去した。

瀬戸内海の直島で、ふたつの新たな作品展示が6月から始まる。過去3回のベネッセ賞受賞アーティストに加えてズル・マハムードによる作品展示と、ヤン・ヘギュとアピチャッポン・ウィーラセタクンが本村地区の家屋「またべえ」で発表する作品の展示だ。

空間と融合する抽象表現を展開するアーティスト、フランシス真悟の国内初の大規模個展「フランシス真悟—色と空間を冒険する」が、6月9日まで茅ヶ崎市美術館で開催されている。展覧会について、そして自身の制作のルーツについて話を聞いた。

今年のヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展で、アーティストのクー・ジョンアが韓国館を匂いのオブジェで埋め尽くし、観客に新旧の記憶をもたらすプロジェクト「Odorama Cities」を展開。「香りの記憶」に関する大規模なオンライン調査を実施し、朝鮮半島全土から600を超える香りが寄せられた同プロジェクトについて、クーとふたりのキュレーターに話を聞いた。

上野公園の9つの文化施設を舞台にした子供対象のラーニング・デザイン・プロジェクト「Museum Start あいうえの」が2023年に10周年を迎えた。10年間継続されてきたこのプロジェクトの3つのプログラム「ファミリー&ティーンズ・プログラム」「学校プログラム」「ダイバーシティ・プログラム」について深掘りしながら、今後目指すミュージアムの在り方について熊谷香寿美(東京都美術館 学芸員、アート・コミュニケーション係長)、小牟田悠介(東京藝術大学 芸術未来研究場 ケア,コミュニケーション特任助教)のふたりに話を聞いた。

11月24日まで開催中の第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展。今年の国別パビリオン参加数は88、コラテラルイベントは30もある。これらの国々と美術関係者が2年に一度集まる機会を、自国に影響を与える長期的な芸術文化政策の一環として投資する初参加国、また、例年注目される先進国の展示に見られる時代の移り変わりについて、引き続き現地からレポートする。

世界中で絶大な人気を誇る、「水玉の女王」草間彌生。その作品が常設展示されている国内のアートスポットをピックアップしてお届けする(すべての作品画像/All images of works:© YAYOI KUSAMA) ※本稿は順次情報をアップデートしています

テーマを決めて現在開催中の展覧会3展をめぐるツアーを提案。今回は六本木から中目黒まで、地下鉄日比谷線沿いに位置する3館で日本画の今昔を知る展覧会を紹介。