
大英博物館、北斎の幻の挿絵103点を購入。オンラインで公開中
葛飾北斎が1829年に描いた103点の未発表のドローイングが、大英博物館によって購入された。『万物絵本大全図』という本の挿絵として制作されたこれらの作品は現在、同館のオンライン・コレクションで公開されており、今後は博物館での展示も予定されている。

葛飾北斎が1829年に描いた103点の未発表のドローイングが、大英博物館によって購入された。『万物絵本大全図』という本の挿絵として制作されたこれらの作品は現在、同館のオンライン・コレクションで公開されており、今後は博物館での展示も予定されている。

今年で4回目を迎える東北芸術工科大学主催の「山形ビエンナーレ」。新型コロナウイルスの影響によりプログラムを全面的にオンラインへと移行するという、同ビエンナーレにとってまったく新しい試みとなった今回。現場の思いを取材した。

今年9月末の閉館を発表したLIXILギャラリー。その最後の展覧会として、隈研吾監修の「クリエイションの未来展 第23回」が、オンラインで開催されている。会期は9月30日まで。

デジタルクリエイティブフェスティバル「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2020 supported by CHINTAI」(イノフェス2020)が10月17日、18日に開催される。落合陽一、猪子寿之ら総勢30名以上によるトークセッションで、コロナとともにある新しい時代の人々の暮らしや社会、エンターテインメントの進化を模索する。

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館が、新型コロナウイルスの影響によって中止となった演劇の中止・延期公演資料を収集。その資料の公開・発信を目的としたオンライン展示を実施する。

10月3日、京都を含む世界の年で行われる夜の文化イベント「ニュイ・ブランシュ」(白夜祭)。その同時開催プログラムとして、京都市京セラ美術館で「ナイト・ウィズ・アート2020」が開催される。

1919年に誕生し、後のデザインや美術に大きな影響を与えた造形学校・バウハウス。その開校100周年を記念し、バウハウスで教鞭をとったヴァシリー・カンディンスキーデザインのマグカップがマイセン磁器より登場した。

東京・広尾の山種美術館で、竹内栖鳳をはじめとする近代・現代の日本画家が手がけた動物を堪能できる展覧会「竹内栖鳳《班猫》とアニマルパラダイス」が開催される。併設展示としてローマ教皇献呈画の守屋多々志《西教伝来絵巻》試作も特別公開。会期は9月19日〜11月15日。

今年5月に開業したホテルメトロポリタン 川崎。その館内で、若手作家を年間通じて紹介するという試みが行われている。

金沢へ移転し、今年10月25日に開館する国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)のシンボルマークが発表された。デザインはロゴタイプと同じく「UMA / design farm」が担当する。

東京・新宿の歓楽街「歌舞伎町」。新型コロナウイルス感染拡大以降、“夜の街”として言及されることが多いこの街で、とあるバーが誕生した。

東京・天王洲のANOMALYでグループ展「Echoes of Monologues」が開催。今井麗、宇治野宗輝、大木裕之、開発好明、髙山陽介、永田康祐、エレナ・ノックス、潘逸舟が参加する。会期は9月16日〜10月10日。

宮島達男の首都圏では12年ぶりとなる大規模個展「宮島達男 クロニクル 1995ー2020」が、千葉市美術館の拡張リニューアルオープン・開館25周年を記念して開催される。会期は9月19日〜12月13日。

伊勢神宮で広く知られる三重県伊勢市。同市が、現地に滞在して創作を行う文化・芸術分野のプロクリエイターを募集している。

音や光、立体などを用いたインスタレーションで、鑑賞者の身体感覚を揺さぶる作品を生み出してきた久門剛史。その個展「らせんの練習」が、豊田市美術館で開催されている。会期は9月22日まで。

2006年の結成以来、人とテクノロジーの関係を探求してきたライゾマティクス。その設立15周年を契機とする個展が、東京都現代美術館で2021年3月20日〜6月20日に開催される。

9月6日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。

毎年9月に開催されてきた東京藝術大学の学園祭「藝祭」。今年の開催は新型コロナウイルスの影響により中止となったが、代わりにオンライン上に場所を移した「バーチャル藝祭」が開催されている。開催日程は9月4日〜6日。

文化庁は、フリーランスひとりにつき20万円からの補助を行う「文化芸術活動の継続支援補助金」の3次募集を9月12日から行う。事務局体制を強化し、さらなる申請を訴える。

第4回
国際的に大きな注目を集める台湾のアートシーンに、全4回で迫る本連載。最終回となる今回は、「北アルプス国際芸術祭 2020 - 2021」(2021年8月21日〜10月10日)に参加予定2名のアーティスト、游文富(ヨウ・ウェンフー)と幾米(ジミー・リャオ)を紹介する。[台湾文化センター×美術手帖]