生活のなかの絵画はどうあるべきか。泉屋博古館東京の「日本画の棲み家─『床の間芸術』を考える」で探る

東京・六本木の泉屋博古館東京で特別企画展「日本画の棲み家─『床の間芸術』を考える」が開幕した。住友コレクションの日本画を展示するとともに、それらが「床の間」をはじめとした邸宅内の芸術として鑑賞されていたことに着目。現代作家も交えて日常のなかの絵画の可能性を探る展覧会だ。

NEWS / REPORT

パープルームでの活動を絵画として描く。安藤裕美個展「学舎での10年をめぐって 『ナビ派』と『パープルーム』への眼差し」が開催へ

画家・安藤裕美の個展「学舎での10年をめぐって 『ナビ派』と『パープルーム』への眼差し」が神奈川県相模原市のパープルームギャラリーで開催される。本展は同ギャラリーの取り壊し直前に行われる、安藤による最初で最後の個展となる。会期は11月10日〜20日。

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三菱一号館美術館が来年11月に再開館。再オープンの記念展はロートレックとソフィ・カル

メンテナンスのため長期休館している三菱一号館美術館の再開館日が来年11月23日に決定した。19世紀末のパリで活躍したロートレックと、現代美術家のソフィ・カルの作品を展示する「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称)も開催する。会期は2024年11月23日〜2025年1月26日。

NEWS / EXHIBITION

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第14回

[ARTIST IN FOCUS]ローレン・クイン:意味を追い求め、太陽を見つめ、湧き上がっては底をつく

多様な手法と引用を駆使し、新たな抽象表現主義的絵画を打ち出す若き画家ローレン・クイン。Blum & Poe東京での「Salon Real」と題された日本初個展を機に、創作過程、抽象と具象の関係性、ジェンダー、そして歴史との対話について話を聞いた。

PREMIUM

第13回

[ARTIST IN FOCUS]ケニー・シャーフ:ポップ・シュルレアリズムの無意識が路地のゴミから見つけた、内なる宇宙

1980年代のニューヨークにおいてストリートとポップの系譜に基づいた表現で、独自のポジションを築いてきたケニー・シャーフ。日本では30年ぶりとなる新作個展に合わせて、ニューヨークの路上で出会い、いまも追い続けているヴィジョンについて話を聞いた。

PREMIUM

マーク・ロスコの「感情のための絵画」をめぐって。フォンダシオン ルイ・ヴィトンで大回顧展が開催中

20世紀アメリカ美術の巨匠、マーク・ロスコのパリでの24年ぶりの大回顧展が始まった。その謎めいた作品と展示される空間にまつわる数々のポレミックを経て、1999年のパリ市立近代美術館での展覧会でも協働したアーティストの遺族とベテラン学芸員により実現した新たな展覧会をリポートする。

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