株式会社ユナイテッドアローズが展開するブランド「エイチ ビューティー&ユース」が、アートに進出する。
同ブランドは、「City Man and Woman」をコンセプトに、都会的なハイエンドカジュアルを軸に幅広いアイテムを展開するコンセプトストア。これまでも時流にあわせて、インテリアや植栽、アート、Hマルシェなどポップアップの開催を通じて、新しい体験や出会いの場を創出してきた。昨年12月には現代美術家・平子雄一とコラボレーションし、ポップアップ「NOT TOO BAD」を開催したことは記憶に新しい。
同店舗は今回、オープン当初より店内アートのディレクションを手がけてきた馬喰町のギャラリー「PARCEL」ディレクターの佐藤拓と協業。佐藤が監修するギャラリー「AMATEUR」を店舗内(B1F)にオープンさせる。
ギャラリー名の「AMATEUR」には、「誰もが最初はアマチュアである。その愛好者であるが故のインディペンデントな視野、空気を読まず不鮮明な世界にも突き進む姿勢と態度。アマチュアだからこそ臆することなく常に新しいことに挑むことができる。」という想いを込められているという。また佐藤はこの新たな試みについて、「日頃の様々な仕事が進行するなかで、忘れかけていたアート愛好者、アマチュアとしてのスタンスとアティチュードに立ち返るきっかけとなることを楽しみにしています」とのコメントを寄せている。
こけら落としとなるのは、絵画の加茂昂、彫刻家の丸山太郎、写真家のSystem of Cultureの3名による展覧会。同ギャラリーでは、年5回程度の個展を開催。双方の視点でキュレーションされた作家の作品展示・販売を行うという。
なお、「エイチ ビューティー&ユース」が位置する青山エリアには、根津美術館や岡本太郎記念館などの美術館のほか、アニエスベー ギャラリー ブティック、エスパス ルイ・ヴィトン東京、ファーガス・マカフリー、プラダ 青山などがある。