
岸田劉生やメスキータも。東京ステーションギャラリーの2019年スケジュールをチェック
東京・丸の内の東京ステーションギャラリーが2019年の展覧会スケジュールを公開した。19年は現時点で、アルヴァ・アアルトの巡回展から坂田一男の東京初の大規模個展まで、6つの展覧会が予定されている。

東京・丸の内の東京ステーションギャラリーが2019年の展覧会スケジュールを公開した。19年は現時点で、アルヴァ・アアルトの巡回展から坂田一男の東京初の大規模個展まで、6つの展覧会が予定されている。

オランダのゴッホ美術館と日本のタキイ種苗がオランダ大使館で合同記者会見を行い、2018年以降3年間のパートナーシップ協定を締結した。

ミュージシャンのカニエ・ウェストとリル・パンプがコラボレーションした楽曲「I Love It」。このミュージックビデオで注目を集めた、ふたりが着用するユニークな衣装からインスピレーションを受けた写真を、村上隆がInstagramに投稿した。

韓国現代美術を代表するアーティスト・ギムホンソックの個展が、六本木のペロタン東京で開催されている。ユーモアを備えて美術史や近代史に言及してきた作家の日本初個展となった本展を、文化理論家の清水知子がレビューする。

「鉄工島FES 2018」が11月4日に東京・京浜島のBUCKLE KÔBÔ、須田鉄工所ほか4会場で開催される。アートワークを手がけるのは、和田永をはじめ、市川平、SIDE CORE(Nampei Akaki、牧唯 / NNNI)×コムアイ、ARIKA × BIENなど、いま注目を集めるクリエイターたち。そのほか石野卓球(電気グルーヴ)、∈Y∋(ボアダムス)、七尾旅人、土岐麻子らによるライブにも注目したい。

金沢21世紀美術館で、アジアの作家による作品を集めたコレクション展「アジアの風景」が開催される。本展では、「人間はどこに向かって行くのか」という普遍的な問いを投げかける作品を紹介。会期は11月3日〜2019年5月6日。

17世紀の西洋古典から現代日本まで描き継がれてきた、廃墟という画題。「廃墟の美術史」を紐解くべく、廃墟・遺跡・都市をテーマとする作品を集めた展覧会「終わりのむこうへ:廃墟の美術史」が、渋谷区立松濤美術館で開催される。会期は12月8日〜2019年1月31日。

2017年2月、所蔵する37万5000点以上の作品画像を無料で一般利用可能にすると発表し、大きな話題をさらったアメリカ・メトロポリタン美術館が、この流れをさらに加速させる施策を発表した。

「ディオール (DIOR)」はメンズのアーティスティック ディレクターにキム・ジョーンズを起用して初となるキャンペーンヴィジュアルを公開した。

東京藝術大学は2019年4月から、大学院映像研究科にゲームを中心とした制作・研究等を行うことができる2年間のコース(ゲームコース)を新たに開設すると発表した。国公立大学では初の試みとなる。

現代美術家・杉本博司が建築家・榊⽥倫之とともに2008年に設立した建築設計事務所「新素材研究所」の10年周年を記念する企画展「新素材研究所・ -新素材×旧素材-」が東京・天王洲の建築倉庫ミュージアムで10月21日に開幕した。「旧素材こそもっとも新しい」という理念のもと活動する2人に、旧素材の魅力やそれを使う意義などについて話を聞いた。

東京・六本木のYutaka Kikutake Galleryで、世界中で人々を魅了してきた「金」に着想を得た展覧会「GOLD」が開催される。参加作家はイアン・グロース、マイア・クルス・パリレオ、マッシニッサ・セルマニの3人。会期は11月1日〜12月8日。

「鉄道と都市計画」をテーマとした「鉄道芸術祭vol.8」が京阪電車中之島線・なにわ橋駅のアートエリアB1で開催される。2010年にスタートして以来、8回目となる今回は、加納俊輔、迫鉄平、上田良によるユニット「THE COPY TRAVELERS」、アムステルダム拠点の美術家、オスカー・ピータース、ゲーム作家の飯田和敏が参加する。会期は11月10日〜2019年1月27日。

36歳という若さで早世した画家・松本竣介の展覧会が、群馬県桐生市の大川美術館で開幕した。本展では、松本の「思索の場」としてのアトリエを再見することを試みている。会期は12月2日まで。

日本最大級の国際的なアート見本市「アートフェア東京2019」。来年14回目を迎えるこのフェアの概要とキービジュアルが発表された。会期は3月7日〜10日の3日間(初日は招待客のみ)。

今年第6回となる「アート021 上海コンテンポラリー・アートフェア」が、11月8日から11日まで上海エキシビジョン・センターで開催される。18ヶ国30都市から103のギャラリーが集結する今回の見どころとは?

江戸時代の「奇想の画家」8作家の代表作が勢ぞろいする企画展「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」が、2019年2月より東京都美術館で開催される。特別顧問を辻惟雄、監修を山下裕二が務める本展の見どころとは?

中国出身の美術家・馬嘉豪(マ・ジャホウ)の個展「霾(バイ)PM2.5」が、東京・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYで開催される。本展では、人間をかたどったレディメイドのオブジェなどを用いて、民間と国家の境界を描き出すことを試みた新作を中心に発表。それらを、調香師・喜覚愛(AI KIKAKU)と協働し、PM2.5を煙で再現した作品空間の中で見ることができる。会期は2018年11月2日〜11月16日。

国立文化財機構文化財活用センターとキヤノンは、日本美術の名品について高精細複製品の制作を行うとともに、新しい活用方法の開発についての共同研究と実証実験を行うことを明らかにした。

2020年6月に、新ムンク美術館がノルウェー・オスロのビョルヴィカ地区に開館する。13階の同館では、《叫び》をはじめムンクの多彩な代表作が常設展示となる。