
田中一光+三宅一生。「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」の新たなコレクションに注目
三宅一生が、グラフィック・デザイナーである田中一光の仕事への尊敬や感謝の気持ちを表現するためにスタートしたアパレルのシリーズ「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」。その4回目のコレクションが発表された。

三宅一生が、グラフィック・デザイナーである田中一光の仕事への尊敬や感謝の気持ちを表現するためにスタートしたアパレルのシリーズ「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」。その4回目のコレクションが発表された。

第1回
2018年、新宿・歌舞伎町のビルを一棟丸ごと使用し、「にんげんレストラン」を開催したことで話題を集めたChim↑Pom。彼らはこれまでも公共空間に介入し、数々のアートを展開してきた。本シリーズでは、Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探る。第1回から4回は、卯城と松田が現在の日本のアートシーンにおけるキュレーションとアーティストの関係性、そしてオルタナティヴスペースの現状を語る。

2018年の美術館展覧会を数字で回顧。日本全国の美術館・博物館で行われた展覧会のなかから、入場者数TOP10を紹介する。※対象展覧会は2018年1月1日〜12月3日の期間に開催されていたもので、2017年から会期がまたいでいるものも含む。12月18日時点で回答がなかったもの、ウェブサイト公開不可のもの、入場者数を公表していないものは含まない。またジャンルは美術、あるいはそれに準ずるものに限る。

ソウルにある韓国国立近現代美術館(MMCA)が主催している「パフォーミング・アーツ・フォーカス」は、アジアのアーティストを招いて作品を委嘱し、紹介するプロジェクトだ。この秋、本プロジェクトにて、韓国、中国、シンガポールのアーティストらとともに、日本人アーティストの小泉明郎が参加。VRを使った映像作品《サクリファイス》を制作・発表した。「シアターコモンズ」ディレクターなど演劇の領域で活動するアートプロデューサーの相馬千秋がレビューする。

第27回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第27回は番外編として、櫛野がスイスとフランスで見た2つの展覧会レポートをお届けする。

日本近代を代表するグラフィックデザイナー・杉浦非水を紹介する展覧会「イメージコレクター・杉浦非水」展が、東京国立近代美術館で開催される。本展では非水作品だけでなく、その「イメージの収集家」としての側面に焦点を当て、スクラップブックや16ミリフィルムの映像などを初公開。会期は2019年2月9日〜4月7日(前期)、4月10日〜5月26日(後期)。

現在宮城県に暮らし、映像作家・小森はるかとのユニットとしても活動する瀬尾夏美の個展「風景から歌」が、仙台市のGallery TURNAROUNDで開催される。会期は2019年1月29日〜2月10日。

世界各地にグラフィティを残す覆面アーティスト、バンクシーの新作が、イギリス・ウェールズ地域のポート・タルボットに現れた。「Season’s greetings(季節の挨拶)」と自身のInstagramの公式アカウントでコメントしながら、公開した新作とは?

メディアアーティスト・落合陽一の「写真家」としての一面に迫る展覧会「質量への憧憬 ~前計算機自然のパースペクティブ~」が、東京・天王洲のamana squareで開催される。会期は2019年1月24日~2月6日。

日常の些細なものやネオン管をモチーフとした絵画を手がけてきた横山奈美による個展「LOVEと私のメモリーズ」が、東京・西新宿のケンジタキギャラリーで開催される。会期は2019年1月18日〜3月2日。

21世紀の映画監督やミュージシャンに大きな影響を与えたアメリカのインディー映画作家、ケネス・アンガー。その展覧会「ケネス・アンガー アイコニック・メモリ」展が、東京・恵比寿のNadiff A/P/A/R/T 2階のスクールデレック芸術社会学研究所で開催される。会期は2019年2月1日〜3月3日。

「社会彫刻」という概念を編み出し、美術史に大きな足跡を残したアーティスト、ヨーゼフ・ボイス。そのドキュメンタリー映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』が、2019年3月にアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかで全国順次公開される。

gallery αMで1年を通して開催されている蔵屋美香キュレーションによる連続企画「絵と、 」。その最終回となる、画家・中村一美による展示が開催される。会期は2019年1月26日~3月23日。

振付師、舞踊家のマース・カニングハムの生誕100年を記念し、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスの3都市でパフォーマンスが行われる。75名のダンサーが参加するこのイベントの開催日は、カニングハムの誕生日である2019年4月16日。

ドイツとイタリアを拠点とするアーティスト、クリスティアーネ・レーアの個展「12プリンツ」が、東京・日本橋のタグチファインアートで開催される。会期は2019年1月26日〜3月23日。

デイヴィッド・ホックニーが1968年から75年までに制作した7つの2人の肖像画のひとつ、《ヘンリー・ゲルダーラーとクリストファー・スコット》が2019年3月6日に行われるクリスティーズの戦後・現代美術イヴニングセールに登場する。予想落札価格は3000万ポンド(約43億円)以上となる。

都市を舞台とした写真を発表してきた築地仁の個展「母型都市」が、東京・六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで開催される。1984年に発表された作品より約25点を展覧する本展の会期は、2019年1月12日〜3月2日。

10月5日から東京・上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」の来場者数が、12月18日で40万人を突破した。過去最多のフェルメール作品が揃う本展、2019年1月9日からは日本初公開の《 取り持ち女》が展示される。

世界最高峰のブックデザインと造本技術を紹介する展覧会「世界ブックデザイン2017-2018」が、東京都文京区の印刷博物館 P&Pギャラリーで開催中。今年で11回目となる本展では、入賞作品の書籍を実際に手に取って確かめることができる。

2013年より毎年開催されている「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。第7回目となる来年は「目に見えないものがつながるときに生まれる共振や共鳴(=VIBE)」をテーマに据えて展開。参加作家には、イズマイル・バリーやヴェロニカ・ゲンシツカ、金氏徹平をはじめ、国内外で活躍する作家が並ぶ。会期は2019年4月13日~5月12日。