世界最高峰の造本技術に触れる。「世界ブックデザイン2017-2018」展が印刷博物館で開催中

世界最高峰のブックデザインと造本技術を紹介する展覧会「世界ブックデザイン2017-2018」が、東京都文京区の印刷博物館 P&Pギャラリーで開催中。今年で11回目となる本展では、入賞作品の書籍を実際に手に取って確かめることができる。

受賞図書 集合写真

 「世界ブックデザイン2017-2018」展が、東京都文京区の印刷博物館 P&Pギャラリーで開催中だ。本展は、18年3月に開催された「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書11点に、日本、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、中国の7ヶ国のコンクール入選図書を加えた約200点の優れた書籍を紹介するもの。

 今年で11回目となる本展では、入賞作品の書籍を実際に手に取って確かめ、世界最高峰のブックデザインと造本技術をより身近に楽しむことができる。

 なお、最新の入選作品だけでなく、過去の上位賞受賞図書も合わせて展示。過去10回分のコンクールを振り返る内容にもなっている。

西野嘉章著『村上善男―玄々とした精神の深みに』 玄風舎、東京大学総合研究博物館「インターメディアテク」発行 デザイン=西野嘉章+山本浩貴 第52回造本装幀コンクール 経済産業大臣賞

編集部

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