コンクリート開発史を軸に、ダムや立山信仰のリサーチを通じた新作も。風間サチコの個展が黒部市美術館で開催

ダイナミックな黒一色の木版画で知られるアーティスト、風間サチコ。その個展「コンクリート組曲」が、富山・黒部市美術館で開催される。本展では世界のコンクリート開発史に焦点を当てた作品のほか、黒部近郊のリサーチから生まれた新作も展示。会期は10月12日〜12月22日。

NEWS / EXHIBITION

「美術館はコミュニティのリビングルーム」。隈研吾が手がけるオドゥンパザル近代美術館がトルコに開館

日本を代表する建築家である隈研吾が設計を手がけた美術館「オドゥンパザル近代美術館」がトルコの地方都市エスキシェヒルに開館した。プライベート・ミュージアムであるこの美術館に込められた思い、あるいはそこから見える「これからの美術館の姿」とは?

NEWS / REPORT

マネ、セザンヌら、印象派の名品を網羅。「コートールド美術館展」が東京都美術館で開幕

セザンヌやゴーガンのイギリス最大のコレクションを持ち、印象派とポスト印象派の殿堂として知られるコートールド美術館。そのコレクションが20年ぶりに来日する大規模展覧会「コートールド美術館展 魅惑の印象派」が、東京都美術館で開幕した。本展の見どころをレポートで紹介する。

NEWS / REPORT

世界初の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」が20年3月に開催。フェルメール、ゴッホら61作品が初来日

ヨーロッパ絵画を網羅する質の高いコレクションで知られるロンドン・ナショナル・ギャラリー。同館の200年の歴史のなかで初となる、館外での大規模な所蔵作品展が東京の国立西洋美術館(2020年3月3日~6月14日 ※2月28日に3月17日以降への開幕延長を発表)と大阪の国立国際美術館(2020年7月7日~10月18日)で開催される。

NEWS / REPORT

京都にテキスタイルメゾン「HOSOO」初の旗艦店がオープン。染織文化にまつわる展示のためのギャラリースペースも

西陣織の技術を用いたテキスタイルを発信する「HOSOO」初の旗艦店「HOSOO FLAGSHIP STORE」が9月2日にオープンした。同店舗にはギャラリースペースも併設され、オープニング展として「THE STORY OF JAPANESE TEXTILES―日本の美しい布―」が開催中(〜12月14日)。

NEWS / HEADLINE

追求するアートの「おもしろさ」。小山登美夫インタビュー

東京・六本木に拠点をおく「小山登美夫ギャラリー」。リチャード・タトル、シュテファン・バルケンホール、ライアン・マッギンレーといったアーティストを日本に紹介しつつ、桑久保 徹、桑原正彦、菅木志雄、杉戸 洋、日高理恵子、蜷川実花など、ベテランから若手まで幅広い日本人アーティストを取り扱っている。かつて村上隆や奈良美智を世界に紹介し、現在も世界で評価されるアーティストを探しつづけている小山登美夫に、現在の日本と世界の美術を取り巻く状況を聞いた。

INTERVIEW

谷口吉郎・吉生記念金沢建築館で「清らかな意匠」を見る

2019年7月、金沢から世界へ建築文化を発信するというコンセプトのもと「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」がオープンした。日本のモダニズム建築の巨匠・谷口吉郎の住居跡地に、吉郎の長男であり、国際的な活動を行う建築家・谷口吉生が設計、建設した同館。その館内と開館記念展の様子を紹介する。

NEWS / REPORT

『A子さんの恋人』などで知られる近藤聡乃の個展が開催。アニメーションからマンガまで、多岐にわたる活動が一堂に

ニューヨークを拠点に、アニメーションからマンガ、絵画、エッセイまで幅広く手がける近藤聡乃。これまでの作品を振り返る個展「呼ばれたことのない名前」が、福岡の三菱地所アルティアムで開催される。会期は10月12日~11月10日。

NEWS / EXHIBITION

ある家に潜むドイツの「暗闇」を探る。ワコウ・ワークス・オブ・アートで開催のグレゴール・シュナイダー展をチェック

家や部屋といった閉ざされた空間に作品を生み出すドイツ出身の作家、グレゴール・シュナイダー。その個展「SUPPE AUSLÖFFELN けりを付ける(スープを飲み干す)」が、東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで開催される。会期は9月25日〜11月9日。

NEWS / EXHIBITION

世界遺産でアートを買おう。「artKYOTO 2019」が開幕

世界文化遺産の京都・二条城で9月9日まで開催中のアートフェア「artKYOTO 2019」では、歴史的建造物のなかで31のギャラリーが、古美術から現代美術まで様々な作品を展示・販売している。メイン会場となった二の丸御殿の台所・御清所(だいどころ・おきよどころ)を中心に、初開催となったartKYOTOのハイライトをお届けする。

NEWS / REPORT

まるで宝石箱。リヒテンシュタインの華麗なコレクションをBunkamura ザ・ミュージアムで見る

Bunkamura創立30周年とリヒテンシュタイン建国300年を記念して、「ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展」が、 東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。本展は、宝石箱にも例えられる華麗なリヒテンシュタインのコレクションを紹介するもの。会期は10月12日~12月26日。

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