
「不自由展」がついに再開。1300人が抽選に応募
「あいちトリエンナーレ2019」において10月8日、「表現の不自由展・その後」がついに再開された。開幕当初の状態を維持しての再開を目指した会場の様子とは?

「あいちトリエンナーレ2019」において10月8日、「表現の不自由展・その後」がついに再開された。開幕当初の状態を維持しての再開を目指した会場の様子とは?

「表現の不自由展・その後」が展示再開されるのにあわせ、展示中止あるいは内容変更されていた作家たちの作品も同様に再開された。その様子をお届けする。

イギリスの出版社「Browns Editions」の代表も務めるアーティスト、ジョナサン・エレリーのトークイベントが、10月8日に東京・恵比寿のPOSTで開催される。ゲストは、ロンドンのデザインコンサルティングファーム「North」の設立者、シーン・パーキンス。クライアントワークに徹した戦略的なVIを手がけるパーキンスと、アーティストブックを精力的に制作し続けるエレリーという、対照的な2人のトークセッションに注目が集まる。

児玉画廊による新しい視座を提示する展覧会シリーズ「ignore your perspective」の第51回目として、堀内悠希と渡邉庸平による2人展「群青」が開催されている。会期は10月12日まで。

ヨウジヤマモトは、公式オンラインストア「THE SHOP YOHJI YAMAMOTO」の世界初となるリアル店舗を10月5日~27日に期間限定オープン。それに合わせ、落合陽一の写真展「燐光する霊性 ―布と風、残響する軀と機械―」が開催されている。場所は六本木ヒルズ ヒルズ ボックス。

あいちトリエンナーレ2019の一企画「表現の不自由展・その後」が、10月8日午後に再開されることが発表された。

芸術支援の新しい可能性を模索するアーティストのコレクティブ「アーティスツ・ギルド」が、文化庁によるあいちトリエンナーレ2019への補助金不交付決定に関し、抗議声明を発表した。

「あいちトリエンナーレ2019」で8月3日をもって展示中止となった「表現の不自由展・その後」。大村秀章愛知県知事はその展示再開に向けた協議が、10月7日現在も継続されていると明かした。

イギリスの欧州連合離脱(ブレグジット)期限が迫っている10月初、イギリス最大級のアートフェア、「フリーズ・ロンドン」と「フリーズ・マスターズ」が、ロンドン北部にある王立公園「リージェンツ・パーク」の2会場で開催された。その様子をレポートで紹介する。

日本画家の中島千波、中野嘉之、畠中光享によって設立された公募団体「Artist Group-風-」が主催する「Artist Group-風-大作公募展」。満45歳以下のアーティストを対象に大作を募集するこの公募展が、2019年10月23日より東京都美術館で開催される。

3年ぶりとなる個展で、自らの身体スケールを尺度とした三連画「Signals」を中心とする新作を発表した坂本夏子。「絵画でしか表すことのできない世界」への興味を追究する作家の、思考と方法論に迫る。

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。中山英之による建築を舞台にした短編映画のパンフレット集や現代アートと軍事を手掛かりとした高度情報社会の映像論など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。Chim↑Pomの最新作品集や世界で教科書としても使用される20・21世紀美術概説書の日本語訳など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

シエニーチュアン、金海生、ユササビ、小林正人によるグループ展「星座と出会い系、もしくは絵画とグループ展について」が、神奈川県相模原市のパープルームギャラリーで開催されている。本展の企画者である梅津庸一曰く、作家が属する共同体や出自に敏感すぎる昨今の展覧会づくりに対して、おおらかに出展作家を選ぶことを試みたという。会期は10月5日~14日。

あいちトリエンナーレ実行委員会が、会期内での採択を目指す「あいち宣言(プロトコル)」。その原案がトリエンナーレ参加作家らから発表され、10月6日にはこれをもとに参加型の会議が行われた。

3年に1度行われる、愛知県を主体とした国際芸術展「あいちトリエンナーレ」。4回目の今年は津田大介が芸術監督を務め、「情の時代 Taming Y / Our Passion」をテーマに約80組の作家が参加している。しかし、本トリエンナーレの一展示「表現の不自由展・その後」の中止・展示室閉鎖を受け、一部作家が抗議として展示を中止。田中功起の作品《抽象・家族》も9月3日より「再設定」(展示の変更)として、展示室内には入ることができない。《抽象・家族》とはどのような作品なのか? 愛知県美術館学芸員の中村史子が、「絵画」「普遍性」のキーワードから考察する。

あいちトリエンナーレ2019の一企画である「表現の不自由展・その後」が電凸などを受けて展示中止となったことを受け、トリエンナーレ参加作家の高山明が「Jアートコールセンター」を設立したと「あいちトリエンナーレ2019国際フォーラム」のなかで明らかにした。

東京・お台場の日本科学未来館が、地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」の新コンテンツ《未来の地層 Digging the Future》を公開した。

現在、ブームとも言える盛り上がりを見せる写実絵画。その世界を紹介する展覧会「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は2020年3月18日~5月11日(18〜19は臨時休館)。

2020年1月に開館する東京・京橋のアーティゾン美術館が、20年の展覧会スケジュールを公開した。5つの展覧会を開催する。