
緊急事態宣言延長で美術館・博物館の今後はどうなる? 再開で求められる「ガイドライン」
全国を対象に、5月31日までの延長が決定した緊急事態宣言。これに伴い、美術館・博物館などの文化施設は今後どのような対応をしていくのだろうか?

全国を対象に、5月31日までの延長が決定した緊急事態宣言。これに伴い、美術館・博物館などの文化施設は今後どのような対応をしていくのだろうか?

群馬・前橋で江戸時代に創業し、約300年の歴史を持ちながらも2008年に廃業した白井屋旅館が「SHIROIYA HOTEL」として20年夏に復活する。設計は藤本壮介が手がけ、レアンドロ・エルリッヒが共用部分のアートワークを務めるなど、多彩な分野のつくり手が参加する。

メトロポリタン美術館は、同館が所蔵する日本の絵集650冊をオンラインで公開した。すべてのデータがダウンロードできる。

第23回
新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会などの展示風景を紹介する「Museum from Home」。第23回は、会期中休館となっている横浜美術館「澄川喜一 そりとむくり」をご紹介します。

FBI、CIA、アメリカ陸海軍、国土安全保障省、警察、医療従事者など国家の安全、公衆衛生の専門家をはじめとし、幅広い業種に従事する人々を対象に、アートを介して観察力を向上させる「知覚の技法(The Art of Perception)」というプログラムが開催されている。本プログラムを主宰するエイミー・ハーマンに話を聞いた。

NPO法人芸術公社が、オンラインプラットフォーム「芸術公社チャンネル」を開設。トーク、シンポジウム、ワークショップなどをオンラインで配信する。

新型コロナウイルスの影響により、4月9日より休館が続いている埼玉・東松山の原爆の図丸木美術館。再開の見通しがつかない状況が続き、収入源の柱である入館料を失った同館が運営資金の寄付を募っている。

第22回
新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会の展示風景を紹介する「Museum from Home」。第23回は3月22日までの会期を残して3月3日から臨時休館となり、その後閉幕したTOTOギャラリー・間「増田信吾+大坪克亘展 それは本当に必要か。」をご紹介します。

4月24日、ライゾマティクスが主催するオンラインイベント「Staying TOKYO」に参加したオラファー・エリアソン。キュレーター・長谷川祐子との会話のなかで、現在のアートを取り巻く状況について何を語ったのか?

西村経済再生担当大臣は、5月3日の記者会見で美術館・博物館の再開について言及した。感染防止の対策を徹底したうえでの再開は可能との方向性を示している。

イギリスの市立博物館であるロンドン博物館は、新型コロナウイルスに関連する資料の収集を開始した。市民に対しても資料提供を呼びかけている。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い政府からの外出自粛要請が続くなか、閉館の危機にさらされている日本全国の小劇場を守るために「小劇場エイド基金」が設立された。

第21回
新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会などの展示風景を紹介する「Museum from Home」。第21回は、4月8日より休館となっている西宮市大谷記念美術館の「メスキータ展」をご紹介します。

北京・798芸術区にあるユーレンス現代美術センター(UCCA)が5月21日に再開を決定。コロナ危機のなかで「アートとは何のためのものなのか」ということを問いかけるグループ展「Meditations in an Emergency」や、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーとコラボレーションした「エリザベス・ペイトン展」が開催予定だ。

コーヒーやワインといった日常的な飲料を、染料や素材としてとらえ直すプロジェクトユニット「Hyle」。今回、フラワーデザイナー木野園子(qui no)とタッグを組み、ドライフラワーとコーヒー染めのリボンやキャンバスを合わせた平面作品とミニスワッグを制作した。各プロダクトは、ÉCRU. GINZAのオンラインストアから購入可能だ。

「一枚の絵の力」展が、アートECサイト「OIL by 美術手帖」で開催されている。16名のアーティストが参加し、売上の一部は東方文化支援財団を通じ、新型コロナウイルスで不自由な思いをしている人々に寄付される。会期は4月30日〜5月31日。

いま、世界の美術館のあいだで新たなプラットフォームとして注目を集めている、任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」。ここに、世界最大級の美術館であるメトロポリタン美術館が参戦した。

新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が続くなか、地方自治体がそれぞれ独自の文化支援事業をスタートさせている。現時点で発表されている情報をまとめた(随時更新予定)。

公益財団法人稲盛財団が、新型コロナウイルスの影響で公演などの中止・キャンセルを余儀なくされた実演芸術創造団体などに、総額3億円の支援策を実施することを発表した。

箱根のポーラ美術館が、場所を選ばず美術に親しめるオンラインコンテンツ「#おうちでポーラ美術館」を公式サイト上に開設した。このページでは、学芸員による展覧会や作品のガイドムービーや、幼児から大人まで楽しめる塗り絵などの幅広いコンテンツを紹介。新型コロナウイルス感染拡大による自粛期間中も、自宅から美術を楽しむことができる。