第19回

Museum from Home:清里フォトアートミュージアム「2019年度ヤング・ポートフォリオ」

新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会などの展示風景を紹介する「Museum from Home」。第19回は、3月20日の開幕が延期となっている清里フォトアートミュージアム「2019年度ヤング・ポートフォリオ」をご紹介します。

変化しゆくメディウム越しの存在。 中村史子評濱口竜介監督作品『天国はまだ遠い』

『ハッピーアワー』(2015)や『寝ても覚めても』(2018)などを手がけた、映画監督・濱口竜介の短編作品『天国はまだ遠い』が3月29日から1ヶ月間限定でVimeoにて無料配信された。本作が配信というかたちで外出自粛期間に公開されたことに、どのような意味を見出すことができるのか。愛知県美術館学芸員・中村史子が、物語の構造を読み解きつつ、本作を見る現在へと接続させる。 ※本レビューは作品内容の記述を含みます。

REVIEW

チームラボの常設展も。アートサイエンス・ミュージアムのオンラインプログラム「ArtScience at Home」とは?

新型コロナウイルス感染症の拡大により、6月1日まで休館中のシンガポールの私設美術館「アートサイエンス・ミュージアム」が、オンラインプログラム「ArtScience at Home」を公開。チームラボの常設展示「FUTURE WORLD:Where Art Meets Science」をはじめ、パブリックプログラムやカンファレンスもオンラインで体験できる機会だ。

NEWS / HEADLINE

第18回

Museum from Home:東京藝術大学大学美術館「御即位記念特別展 雅楽の美」

新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会などの展示風景を紹介する「Museum from Home」。第18回は、4月4日の開幕が延期となっている東京藝術大学大学美術館「御即位記念特別展 雅楽の美」(5月31日まで)をご紹介します。

休館中の展覧会図録・グッズをオンラインで。OIL by 美術手帖の「Exhibition Catalogue & Goods Collection」がスタート

新型コロナウイルスの感染拡⼤で、臨時休館を余儀なくされる全国の美術館・博物館。この状況を少しでも好転させるため、「OIL by 美術手帖」が、全国の美術館の展覧会図録・グッズをオンラインで販売するウェブサイト「Exhibition Catalogue & Goods Collection」を公開した。

NEWS / HEADLINE

過去に発せられた声はまた次の10年へ。石毛健太評 「MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」

東京都現代美術館での、日本の若手アーティストを中心に紹介する企画展シリーズ「MOTアニュアル」。その15回目となる昨年末より開催された「Echo after Echo:仮の声、新しい影」は、コピーやサンプリング、コラージュの手法が共通する作家5組によるものであった。本展を、美術家でありインディペンデント・キュレーターとしても活動する石毛健太が論じる。

REVIEW

「台北當代」がオンラインアートフェアを設立。ハウザー&ワースやホワイトキューブも出展

これまで台北で2回開催されたアートフェア「台北當代(タイペイダンダイ)」が、新たなオンラインアートフェア「Taipei Connections」を設立。今年1月に行われたリアルなフェアに出展したすべてのギャラリーが無料で参加することができる。会期は5月2日〜5日(4月30日〜5月1日はVIPプレビュー)。

NEWS / MARKET

第7回

スタジオ・オラファー・エリアソンのレシピ。「赤皮栗カボチャのラタトゥイユ」&「ほうれん草とパルメザンチーズのポレンタ」

光を駆使した作品で知られるアーティスト、オラファー・エリアソン。そのスタジオの共同キッチンからは、様々な旬の食材を使用したベジタリアンレシピが生み出されている。この連載では、そのレシピをまとめた日本語版書籍『スタジオ・オラファー・エリアソン キッチン』から、全7回で自宅時間を豊かにするオススメのレシピを紹介します(材料は、一般の家庭でつくりやすい分量と、スタジオ・オラファー・エリアソンのキッチンのための大人数(60人)用を併記してあります)。

PUGMENTが「移民」をテーマとしたコレクションを発表。オンライン受注会を開催中

東京都現代美術館の企画展「MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」に参加するなど、アートシーンからも注目を集めるPUGMENT。2020年秋冬コレクションは、「移民」をテーマに、様々な国の古着の型を複製してつくられたという。現在PUGMENTの公式サイトでは、同コレクションのオンライン受注会を開催中だ。

NEWS / HEADLINE

「フリーズ・ニューヨーク」がビューイング・ルームを設立。AR体験も可能

新型コロナウイルスの拡散で開催が中止されたニューヨークのアートフェア「フリーズ・ニューヨーク」が、オンライン・ビューイング・ルームを設立。200以上のギャラリーによるバーチャルスペースが集結するこのプラットフォームでは、AR(拡張現実)技術を使って作品を自宅の壁に沿って仮想的に見ることができる。一般公開は5月8日〜15日。

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