パブリック・ドメインの作品画像などの公開を世界でいち早く進めているメトロポリタン美術館が、同館所蔵の日本の古典絵集660冊を無料開放した。
公開されたのは、18〜19世紀につくられた絵集で、葛飾北斎や喜多川歌麿、歌川広重、河鍋暁斎といった日本でも人気の高い絵師たちの作品集がラインナップされている。もっとも多いのは北斎で、107作品を掲載。次いで歌麿が26点、菱川師宣が22点などとなっている。
こうしたデータは、すべてオンラインで閲覧できるのはもちろん、ページごとに画像として保存することもできる。
現物では見れないような、高解像のズームができるのも特徴だ。この機会に、貴重な資料をぜひ堪能してほしい。