EXHIBITIONS
戦後80年 戦争と子どもたち
板橋区立美術館で「戦後80年 戦争と子どもたち」が開催される。
本展は、戦時中から終戦直後にかけて制作された子供を主題とする作品に注目するものである。戦時下においては、材料が配給制となり発表や表現に制限が加えられる状況があったが、美術家たちは子供たちを希望の象徴として表現していた。いっぽうで、当時の子供たちは「少国民」として位置づけられ、出征する兵士の見送りや勤労奉仕への参加など、総力戦を支える存在としても捉えられていた。これらの姿が作品にも示されている。
また、戦後の焼け野原から立ち上がる時期にも、子供たちの姿が描かれた。今回の展示では、当時の子供たちに向けて制作された絵本、教科書、紙芝居などの印刷物に加え、子供たち自身が戦時下に描いた作品を紹介。これらの資料を通して、その時代背景のなかで美術家たちが子供に向けていた眼差しに注目し、「子供」をめぐる美術の在り方を検証する。
なお、12月9日より一部展示替えが行われる。
本展は、戦時中から終戦直後にかけて制作された子供を主題とする作品に注目するものである。戦時下においては、材料が配給制となり発表や表現に制限が加えられる状況があったが、美術家たちは子供たちを希望の象徴として表現していた。いっぽうで、当時の子供たちは「少国民」として位置づけられ、出征する兵士の見送りや勤労奉仕への参加など、総力戦を支える存在としても捉えられていた。これらの姿が作品にも示されている。
また、戦後の焼け野原から立ち上がる時期にも、子供たちの姿が描かれた。今回の展示では、当時の子供たちに向けて制作された絵本、教科書、紙芝居などの印刷物に加え、子供たち自身が戦時下に描いた作品を紹介。これらの資料を通して、その時代背景のなかで美術家たちが子供に向けていた眼差しに注目し、「子供」をめぐる美術の在り方を検証する。
なお、12月9日より一部展示替えが行われる。

