2011年、東日本大震災を機に誕生した企画「一枚の絵の力」展が、新型コロナウイルスの影響によりアートを始めとした様々な方面に影響が出ている状況を受け、アートECサイト「OIL by 美術手帖」で、5月31日まで開催されている。
作品の売上の一部は、寺田倉庫前社長の中野善壽が設立した東方文化支援財団を通じて、新型コロナウイルスの影響で不自由な思いをしている人々に寄付される。
今回、参加するアーティストは∈Y∋、足立喜一朗、ARIKA、Everyday Holiday Squad、大小島真木、華雪、加茂昂、Keeenue、玉山拓郎、DIEGO、永田康祐、濱口桜子、BIRDMAN、BIEN、平田尚也、布施琳太郎の16名。
ベースとなる作品価格は13万円。10万円が作家への還元とシステム管理費に使用され、3万円が寄付金に充てられる。購入者は自由に価格を上乗せして寄付額を増やすことができ、価格の上限は設けられていない。
さらに5月20日〜31日の期間では、医師でもある和佐野有紀が主催する東京・原宿のPROJECT501にて、アポイントメント制により作品を展示。3Dアーカイヴや映像でもその内容を配信する。