
ゲリラ・ガールズの個展をチェック。ジェンダーと現代美術の関係について考える
倉敷芸術科学大学芸術学部の川上幸之介研究室が、アートプロジェクトの一環として、ゲリラ・ガールズの個展を開催する。本展を通じて、ジェンダーと現代アートの関係性を再考したい。会場は、同大学11号館の展示スペースZONEと、そこから程近いCafe & Bar KAG。会期は11月10日~20日(ZONE)、10月28日~11月28日(Cafe & Bar KAG)。

倉敷芸術科学大学芸術学部の川上幸之介研究室が、アートプロジェクトの一環として、ゲリラ・ガールズの個展を開催する。本展を通じて、ジェンダーと現代アートの関係性を再考したい。会場は、同大学11号館の展示スペースZONEと、そこから程近いCafe & Bar KAG。会期は11月10日~20日(ZONE)、10月28日~11月28日(Cafe & Bar KAG)。

10月11日で78日間の会期を終えたヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOWー光の破片をつかまえる」。横浜美術館、プロット48、日本郵船歴史博物館3会場では、14万5476名の来場者数を記録したという。

グラフィティやストリートアートに精通した独自の視点で表現を仕掛け続けるDIEGO。東京・外苑前のワタリウム美術館地下にあるミュージアムショップ、オン・サンデーズで開催された個展「ALways Secret OK」は、店舗の至るところに作品が仕掛けられた。同展でDIEGOはいかなる「遊び場」をつくり上げたのか、アーティストでインディペンデントキュレーターの石毛健太が論じる。

山種美術館が10月7日にスタートさせた同館初のクラウドファンディングが、開始から約1週間で目標達成した。

2017年から様々なアーティストとともに、新たな展覧会やキュレーションのあり方を模索してきた多摩美術大学の家村珠代ゼミ。コロナ禍の今年、4回目となる展覧会には金氏徹平を迎える。会期は10月14日〜28日。

第1回
現代美術の可能性を拡張するアーティストやスペース、プロジェクトを取り上げるシリーズ「美術の新たな目つきを探して」。第1回はアーティストの冨樫達彦、渡邊庸平、露木蓉子が立ち上げた、東京・荒川区の食堂とギャラリーを併設するスペース「lavender opener chair・灯明」を取り上げる。

東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻の修士1年次成果発表展「OPEN STUDIO 2020 - ONLINE」がオンラインで開催されている。会期は10月18日まで。

イラストレーター・和田誠が40年以上にわたって描き続けた『週刊文春』の全表紙を収録した作品集『表紙はうたう 完全版』。その刊行を記念して、渋谷パルコの「ほぼ日曜日」で原画展「和田誠さんと。」が開催される。会期は10月22日〜11月15日。

東京・江戸川橋の現代美術ギャラリー「WAITINGROOM」が、開廊10周年を記念したグループ展「10TH」がスタートした。会期は11月15日まで。

原爆にまつわる作品を描き、『ニューヨークタイムズ』と『アートフォーラム』の両方にレビューが載るなどニューヨークで注目を集める日本人作家がいる。アーティスト名は「Gaku Tsutaja」。その人物像にニューヨーク在住の藤高晃右が迫る。

今年10月から12月にかけて、岡﨑乾二郎の個展「TOPICA PICTUS」が各地の美術館やギャラリーなどで分散的に開催される。これらの展覧会で展示される一連の作品を収録した画集『TOPICA PICTUS とぴかぴくたす』も10月24日に刊行される。

国内外から67組のアーティストが参加する「ヨコハマトリエンナーレ2020」は、新型コロナウイルスの影響が色濃いなかで準備を進め、7月17日の開幕に成功した。企画統括を務める横浜美術館主任学芸員の木村絵理子に、コロナ禍でいかに大規模国際展が開かれたのか、そして伝えていきたい経験は何かを聞いた。

世界屈指の肖像専門美術館である「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー」のコレクションから、15世紀のテューダー朝から現在のウィンザー朝まで、イギリス5王朝の王室の肖像画に焦点を当てる展覧会「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING& QUEEN展 ─名画で読み解く 英国王室物語─」が、上野の森美術館で開幕した。その見どころをレポートで紹介する。

1940年代にアメリカでモダンデザインを学び、多彩な題材をモダニズムの視点でとらえた写真家・石元泰博。その生誕100年を記念する「生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代」が、東京オペラシティアートギャラリーで開幕した。会期は10月10日〜12月20日。

84歳にして精力的な活動を続けるアーティスト・横尾忠則。その1498日間の記録をまとめた『横尾忠則 創作の秘宝日記』が、文藝春秋より刊行された。

2011年から毎年開催されている「TERATOTERA祭り」が、今年10回目の開催を迎える。今年は、10月15日〜18日の4日間、東南アジアと日本のアートコレクティブ6組のアート作品、パフォーマンス、演劇や3組のアーティストによるスペシャルライブなどをオンラインで配信する。

第33回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第33回は、目から涙を流す女性像を描き続ける百合百合を紹介する。

アート・バーゼルとUBSがギャラリーを対象に行った2020年中期調査「The Impact of COVID-19 on the Gallery Sector」によると、今年の上半期にはギャラリーの売上高は昨年同時期比平均で36パーセント減少したという。新型コロナウイルスの発生から半年以上が経った現在、メガギャラリーはこの危機にどのようにサバイブしているのだろうか? 関係者にヒアリングを行った。

日本画家の中島千波、中野嘉之、畠中光享によって設立された公募団体「Artist Group-風-大作公募展」が主催する「Artist Group-風-大作公募展」。45歳以下のアーティストを対象に大作を募集するこの公募展が、2020年10月23日より東京都美術館で開催される。

1920(大正9)年、東京帝国大学(現・東京大学)建築学科の卒業をひかえた同期の6名によって結成された「分離派建築会」。その結成100年の節目に、パナソニック汐留美術館で大規模展が始まった。