四代にわたり収集された品々が語る近代実業家の文化投資。「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」が三菱一号館美術館で開幕

国宝・重要文化財を含む三菱4代にわたる収集品を、静嘉堂文庫美術館、東洋文庫ミュージアム、三菱経済研究所の収蔵品100点あまりで展覧する展覧会「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」が三菱一号館美術館で開幕した。そのハイライトをレポートする。

NEWS / REPORT

絣から感じるズレの美しさを、視覚を惑わすグリッドペインティングに表現。川人綾インタビュー

日本の伝統工芸の染織技術と脳科学の世界で研究が進められる錯視効果への興味から、「制御とズレ(Controlled and Uncontrolled)」をテーマにグリッドペインティング行う川人綾。工芸と科学という要素を絵画で融合させる試みについてインタビューを行った。

INTERVIEW / OIL

PREMIUM

第38回

グローバリズムが拡大するいま、作家個人が自分の中心点を見つけていくべき。上松祐司インタビュー

雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。6月は、発売中の2021年6月号からニューヨークで活動する日本人アーティストの言葉を紹介する。本記事では、上松祐司の日本語記事では初となるインタビューを掲載。40年を過ごすニューヨークの街を日々歩いて制作された作品に迫る。

SERIES / BT ARCHIVES

PREMIUM

第39回

私の作品は、もがき苦しむ貧困層の言語です。ホセ・パルラインタビュー

雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。発売中の2021年6月号に関連し、6月は、ニューヨークとストリートに関わるアーティストたちの言葉を紹介する。本記事では、ホセ・パルラへのインタビューを掲載。大山エンリコイサムを聞き手に、ストリートを起点に抽象表現に取り組む作家の思想を紐解いていく。

SERIES / BT ARCHIVES

PREMIUM

第37回

自分が興味があるアティテュードはすごくNYに影響されている。荒川医インタビュー

雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。6月は、発売中の2021年6月号からニューヨークで活動する日本人アーティストの言葉を紹介する。本記事では、多くの人々と共同してつくりだす作品や、観客を即興的に巻き込むパフォーマンスで知られる荒川医のインタビューを掲載。

SERIES / BT ARCHIVES

山口晃が向き合う『ドラえもん』の原画たち。「これぞ名人芸」

50周年を迎えたマンガ『ドラえもん』。その原画を拡大することで「絵」として『ドラえもん』を鑑賞するという書籍『THE GENGA ART OF DORAEMONドラえもん拡大原画美術館』が発売中だ。これを機に、「THE ドラえもん展」にも参加した経験を持つアーティスト・山口晃が『ドラえもん』の原画と向き合った。

INTERVIEW

東京都庭園美術館「ルネ・ラリック リミックス」展で出会う、新たなラリック像。新館には「もうひとつの邸宅」も

ジュエリー作家/工芸作家という肩書を持ちながらも、その枠を超えて芸術家としての道を切り開いたルネ・ラリック(1860〜1945)。7つの章によって、ひとりの芸術家としてのラリック像に迫る展覧会「ルネ・ラリック リミックス」が東京都庭園美術館で開幕。そのハイライトをお届けする。

NEWS / HEADLINE

PREMIUM

「体験型アートは美術史の次なるムーブメント」。メガギャラリー・ペースが体験型アートセンター「Superblue」をオープンさせた理由

メガギャラリー・ペース社長兼CEOのマーク・グリムシャーらによって設立された新たな体験型アートセンター「Superblue」が、5月20日にアメリカ・マイアミにオープン。同センターの特徴や、コロナ禍において鑑賞者が体験型アートに対する需要の変化などについて、その共同設立者兼CEOのモリー・デント・ブロックルハーストにインタビューを行った。

INTERVIEW

PREMIUM

第35回

誰でもその人を中心に交差する複数のコンテクストを持っています。大山エンリコイサムインタビュー

雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。6月は、発売中の2021年6月号からニューヨークで活動する日本人アーティストの言葉を紹介する。本記事では、エアロゾル・ライティング(いわゆるグラフィティ)から出発して、「クイックターン・ストラクチャー(QTS)」という独自のモチーフを発展させ続けている大山エンリコイサムのインタビューを掲載。

SERIES / BT ARCHIVES

PREMIUM

第36回

NYではみんな他所から来たということが共通点で、結構重要なんです。笹本晃インタビュー

雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。6月は、発売中の2021年6月号からニューヨークで活動する日本人アーティストの言葉を紹介する。本記事では、自らつくり上げたインスタレーション空間を舞台に、即興的なパフォーマンスを行う作品で知られる笹本晃のインタビューを掲載。

SERIES / BT ARCHIVES

第6回

TikTok LIVEで展覧会の魅力を紹介。寺田倉庫が運営するミュージアム「WHAT」の試み

天王州の街を拠点に、独自の芸術文化発信事業を繰り広げている寺田倉庫。複数のギャラリーが軒を連ねる複合施設やミュージアムにカフェ、画材ラボなど、様々な分野でアートの魅力を発信している。その寺田倉庫が運営する芸術文化発信施設「WHAT」「PIGMENT TOKYO」「WHAT CAFE」の3施設が精力的に取り組んでいるのが、TikTokでの発信だ(PR)。