
四代にわたり収集された品々が語る近代実業家の文化投資。「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」が三菱一号館美術館で開幕
国宝・重要文化財を含む三菱4代にわたる収集品を、静嘉堂文庫美術館、東洋文庫ミュージアム、三菱経済研究所の収蔵品100点あまりで展覧する展覧会「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」が三菱一号館美術館で開幕した。そのハイライトをレポートする。

国宝・重要文化財を含む三菱4代にわたる収集品を、静嘉堂文庫美術館、東洋文庫ミュージアム、三菱経済研究所の収蔵品100点あまりで展覧する展覧会「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」が三菱一号館美術館で開幕した。そのハイライトをレポートする。

2020年12月に開業した群馬・前橋のアートホテル「SHIROIYA HOTEL(白井屋ホテル)」が、医療従事者のための宿泊プランを実施。これまで群馬県在住・在勤者に対象者を限っていたが、緊急事態宣言の解除を受け、範囲を全国に拡大した。期間は9月30日まで。

日本の伝統工芸の染織技術と脳科学の世界で研究が進められる錯視効果への興味から、「制御とズレ(Controlled and Uncontrolled)」をテーマにグリッドペインティング行う川人綾。工芸と科学という要素を絵画で融合させる試みについてインタビューを行った。

東京・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYが6月末日をもって移転することを発表した。

神奈川・相模原で活動を続けてきた、アーティストの梅津庸一が主催する共同体・パープルーム。その活動拠点である物件の取り壊しが決定し、パープルームは同所から立ち退くこととなる。

売上金の一部をアーティストに還元する制度を導入する新たなアートオークションハウス「NEW AUCTION」がこの秋、原宿に誕生する。第1回目のオークションは11月に原宿の「BA-TSU ART GALLERY」で開催予定で、出品締切は8月23日まで。

2013年に始まった「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」が今年、9回目の開催を迎える。昨年同様、9月開催となる今回のテーマは「ECHO(エコー)」だ。

2017年4月からリニューアル整備のため長期休館してきた滋賀県立近代美術館が、新たに「滋賀県立美術館」として開館を迎えた。ディレクター・保坂健二朗が目指す「リビングルームのような美術館」とはどのような姿となっているのか。レポートでお届けする。

第38回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。6月は、発売中の2021年6月号からニューヨークで活動する日本人アーティストの言葉を紹介する。本記事では、上松祐司の日本語記事では初となるインタビューを掲載。40年を過ごすニューヨークの街を日々歩いて制作された作品に迫る。

第39回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。発売中の2021年6月号に関連し、6月は、ニューヨークとストリートに関わるアーティストたちの言葉を紹介する。本記事では、ホセ・パルラへのインタビューを掲載。大山エンリコイサムを聞き手に、ストリートを起点に抽象表現に取り組む作家の思想を紐解いていく。

第37回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。6月は、発売中の2021年6月号からニューヨークで活動する日本人アーティストの言葉を紹介する。本記事では、多くの人々と共同してつくりだす作品や、観客を即興的に巻き込むパフォーマンスで知られる荒川医のインタビューを掲載。

50周年を迎えたマンガ『ドラえもん』。その原画を拡大することで「絵」として『ドラえもん』を鑑賞するという書籍『THE GENGA ART OF DORAEMONドラえもん拡大原画美術館』が発売中だ。これを機に、「THE ドラえもん展」にも参加した経験を持つアーティスト・山口晃が『ドラえもん』の原画と向き合った。

今月25日からの開催を予定していた「表現の不自由展」東京展と、7月開催予定の大阪展が、相次いで開催困難な状況に陥っている。

ジュエリー作家/工芸作家という肩書を持ちながらも、その枠を超えて芸術家としての道を切り開いたルネ・ラリック(1860〜1945)。7つの章によって、ひとりの芸術家としてのラリック像に迫る展覧会「ルネ・ラリック リミックス」が東京都庭園美術館で開幕。そのハイライトをお届けする。

メガギャラリー・ペース社長兼CEOのマーク・グリムシャーらによって設立された新たな体験型アートセンター「Superblue」が、5月20日にアメリカ・マイアミにオープン。同センターの特徴や、コロナ禍において鑑賞者が体験型アートに対する需要の変化などについて、その共同設立者兼CEOのモリー・デント・ブロックルハーストにインタビューを行った。

第35回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。6月は、発売中の2021年6月号からニューヨークで活動する日本人アーティストの言葉を紹介する。本記事では、エアロゾル・ライティング(いわゆるグラフィティ)から出発して、「クイックターン・ストラクチャー(QTS)」という独自のモチーフを発展させ続けている大山エンリコイサムのインタビューを掲載。

第36回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。6月は、発売中の2021年6月号からニューヨークで活動する日本人アーティストの言葉を紹介する。本記事では、自らつくり上げたインスタレーション空間を舞台に、即興的なパフォーマンスを行う作品で知られる笹本晃のインタビューを掲載。

第6回
天王州の街を拠点に、独自の芸術文化発信事業を繰り広げている寺田倉庫。複数のギャラリーが軒を連ねる複合施設やミュージアムにカフェ、画材ラボなど、様々な分野でアートの魅力を発信している。その寺田倉庫が運営する芸術文化発信施設「WHAT」「PIGMENT TOKYO」「WHAT CAFE」の3施設が精力的に取り組んでいるのが、TikTokでの発信だ(PR)。

東京メトロ銀座線日本橋駅のリニューアルに伴い、山口晃が原画・制作監修を務めた大型のステンドグラスによるパブリック・アート《日本橋南詰盛況乃圖》が、7月1日から公開される。

今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。