ティモシー・ブラムとジェフリー・ポーによって1994年に設⽴され、国際的な現代美術を紹介することを志向した現代美術ギャラリー「BLUM & POE」。東京にも拠点を置く同ギャラリーが、京都・烏丸にあるCOCON KARASUMAを会場に、初の京都を舞台にした展覧会「BLUM & POE at COCON KARASUMA 301」を開催する。会期は11月3日〜12月26日。
本展には、アルマ・アレン、マーチ・エイブリー、浜名一憲、フリードリッヒ・クナス、ミミ・ローター、トニー・ルイス、岡﨑乾二郎の7作家が参加。会場には厚塗りの絵具のインパストやテクスチャー、瑞々しい色彩をのパステル、焼き物の不均衡な形態やひび割れ、グラファイトの光沢感などが感じられる作品が集結する。様々な素材との邂逅によって、見る者に視覚を通し、触知的な鑑賞体験をもたらすという。
なお、会場となるCOCON KARASUMAでは、アートブック専門のディストリビューター・twelvebooksが主催するアートブックサロン「SKWAT HERTZ / twelvebooks」なども開催中。あわせてチェックしておきたい。
本展会期中、美術、音楽、ファッションについての複合的な空間を提供する。