ロス拠点の「BLUM & POE」が京都で初の展覧会を開催。浜名一憲や岡﨑乾二郎ら7作家が参加

現代美術ギャラリー「BLUM & POE」が、初の京都を舞台にした展覧会「BLUM & POE at COCON KARASUMA 301」を開催する。会期は11月3日〜12月26日。

トニー・ルイス Her 2021 紙に色鉛筆、グラファイト 22.9×30.8cm © Tony Lewis, Courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles/New York/Tokyo

 ティモシー・ブラムとジェフリー・ポーによって1994年に設⽴され、国際的な現代美術を紹介することを志向した現代美術ギャラリー「BLUM & POE」。東京にも拠点を置く同ギャラリーが、京都・烏丸にあるCOCON KARASUMAを会場に、初の京都を舞台にした展覧会「BLUM & POE at COCON KARASUMA 301」を開催する。会期は11月3日〜12月26日。

浜名一憲 Untitled 2021 セラミック 58×36×62cm (c)Kazunori Hamana, Courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles/New York/Tokyo

 本展には、アルマ・アレン、マーチ・エイブリー、浜名一憲、フリードリッヒ・クナス、ミミ・ローター、トニー・ルイス、岡﨑乾二郎の7作家が参加。会場には厚塗りの絵具のインパストやテクスチャー、瑞々しい色彩をのパステル、焼き物の不均衡な形態やひび割れ、グラファイトの光沢感などが感じられる作品が集結する。様々な素材との邂逅によって、見る者に視覚を通し、触知的な鑑賞体験をもたらすという。

 なお、会場となるCOCON KARASUMAでは、アートブック専門のディストリビューター・twelvebooksが主催するアートブックサロン「SKWAT HERTZ / twelvebooks」なども開催中。あわせてチェックしておきたい。

岡﨑乾二郎 End of May to June 20/ 地居海之上洋 /Portrait of ChinーJung 2021 キャンバスにアクリル 18.4×25.3×3cm © Kenjirō Okazaki, Courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles/New York/Tokyo
ミミ・ローター Prima Donna 2019 紙にパステル 36.2×26cm (c)Mimi Lauter, Courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles/New York/Tokyo

本展会期中、美術、音楽、ファッションについての複合的な空間を提供する。

編集部

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