
北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2022」。特別展「つくる―土地、くらし、祈りが織りなすものー」に鴻池朋子ら20作家が参加
9月17日から10月23日にかけ、富山、石川、福井の3県にまたがる広大なエリアで開催される工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2022」。重要文化財に指定された寺社仏閣3会場で同時開催される特別展をはじめ、注目のプログラムが目白押しだ。

9月17日から10月23日にかけ、富山、石川、福井の3県にまたがる広大なエリアで開催される工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2022」。重要文化財に指定された寺社仏閣3会場で同時開催される特別展をはじめ、注目のプログラムが目白押しだ。

全国の芸術系大学・大学院の卒業修了制作展より厳選した、25名の若手アーティストによる展示イベント「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2022」が東京・丸の内で開催される。会期は9月15日~28日。

ポーラ美術館が2023年の企画展を発表した。近現代作家による多彩な室内の表現に迫る展覧会や、「日本画」の将来に焦点を当てた展覧会を開催予定だ。

第60回
今年84歳でこの世を去った三宅一生。雑誌『美術手帖』2011年12月号より「三宅一生インタビュー 未来への提言」を特別公開し、被服のデザインを通じて日本のものづくりを支えてきた三宅の思想をひもとく。

19世紀フランスを代表する画家として知られるエドゥアール・マネ(1832〜83)。その日本における受容の歴史について考察する意欲的な展覧会「日本の中のマネ―出会い、120年のイメージ」が、練馬区立美術館で始まった。会期は11月3日まで。

ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスで展開しているフリーズ・アートフェア。そのアジアにおける初のフェア、フリーズ・ソウルが9月2日に韓国・ソウルの複合施設COEXで開幕した。その様子を関係者の言葉とともにお伝えする。

衣服の力によって性を越境する試みである「異性装」。その系譜と表現をたどり、日本における異性装のこれまでとこれからを考える「装いの力ー異性装の日本史」が東京・渋谷区立松濤美術館で開幕した。会期は9月3日〜10月30日。

第56回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第56回は、独学で制作を続け、「第23回岡本太郎現代芸術賞」で太郎賞を受賞した野々上聡人さんに迫る。

プラダは東京・南青山にあるプラダ青山店で、プラダ財団が後援するアーティスト、サイモン・フジワラによる展覧会「Who the Bær」を開催する。会期は10月15日〜2023年1月30日。

今週末から来週にかけて開幕する/閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

Bunkamura ザ・ミュージアムで2023年2月14日より、「マリー・ローランサンとモード」が開催される。マリー・ローランサンとココ・シャネルを軸に、両大戦間パリの芸術界を俯瞰するものだ。

設立25周年を迎えたビジュアルデザインスタジオ・WOW。その新たなオリジナル作品を初披露する展覧会「Unlearning the Visuals」が東京・天王洲の寺田倉庫にて開催される。会期は10月15日〜30日。

杉本博司による、自身の作家活動の原点とも言える写真技法を和歌の伝統技法である本歌取りと比較する「本歌取り論」。これを展開させる個展「杉本博司 本歌取り―日本文化の伝承と飛翔」が、姫路市立美術館で開催される。会期は9月17日〜11月6日。

第24回グラフィック「1_WALL」グランプリを獲得した佐川梢恵、森野真琴。その個展「明日天国を離れる ― I leave heaven tomorrow」が東京・銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。

東京国立博物館の文化財修理プロジェクトの一環として、初音ミクと17世紀の美人画、菱川師宣の《見返り美人図》がコラボレーションする。 イラストレーターによる「見返り美人ミク」を使用したコラボグッズを販売し、売り上げの一部は文化財の修繕費として活用されるという。

山形市にある東北芸術工科大学が今年、開学30周年を迎えた。これを記念し、企画展「ここに新しい風景を、」が9月3日から25日まで同学内ギャラリーで開催される。

第8回
アートコレクターとして、現代美術のコレクションを行ううえでの基礎的な知識やルール、知っておいた方が良い豆知識などをお届けするシリーズ企画。アートコレクター・コバヤシマヒロが案内する。

国内外で活躍の場を広げる10名の作家を取り上げる展覧会「アール・ブリュット2022巡回展 かわるかたち」が東京都渋谷公園通りギャラリーで開催中だ。身近な素材でつくられる多様な表現のかたちと、そこに宿る創造の根源的な魅力に迫る本展の様子をレポートでお届けする。

2022年9月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

文化庁は令和5年度の概算要求を発表。令和4年度比で25.5パーセント増の1350億円を計上している。