最後のメ芸から異性装の日本史、ウォーホル、イッタラまで。9月に注目したい展覧会

2022年9月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

アンディ・ウォーホル 花 1970アンディ・ウォーホル美術館蔵© The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York

日本における異性装の系譜と表現をたどる。「装いの力ー異性装の日本史」(渋谷区立松濤美術館)

森村泰昌 光るセルフポートレイト(女優)/白いマリリン 1996年 作家蔵(豊田市美術館寄託)

 日本における異性装の系譜をたどり表現を探ることで、異性装という営みのこれまでとこれからを考える展覧会「装いの力ー異性装の日本史」が渋谷区立松濤美術館で9月3日に開幕する。

 「男女」という人間を2つの性別で区分する考え方は、今日の社会においても深く根付いている。そのなかで人々は、身にまとう衣服によって性の境界を越える試みをしばしば行ってきた。本展は絵画、衣裳、写真、映像、マンガなど様々な作品を通し、神話の時代から現代までの異性装の様相を通覧するもの。性の越境を可能とする「装いの力」について考察することを促す。

会期:2022年9月3日〜10月30日 ※会期中一部展示替えあり
会場:渋谷区立松濤美術館
住所:東京都渋谷区松濤2-14-14
電話番号:03-3465-9421
開館時間:10:00〜18:00(金〜20:00)※入館は閉館時間の30分前まで
休館日:月(9月19日、10月10日は開館)9月20日、10月11日
料金:一般 1000円 / 大学生 800円 / 高校生・60歳以上 500円 / 小中学生 100円 ※土日祝、会期最終週は日時指定予約制

マネは日本に何をもたらしたのか? 「日本の中のマネ―出会い、120年のイメージ」(練馬区立美術館)

Exhibition Ranking