「美術館を世界に宣伝」。マウリッツハイス美術館の海外営業部長・シモーネ・ホレンが語る営業戦略
17世紀のオランダ絵画を代表するレンブラントやフェルメールをはじめとする巨匠作品を所蔵するマウリッツハイス美術館で20年以上勤務する海外営業部長のシモーネ・ホレン。補助金頼りの美術館運営が困難ななか、世界有数の美術館はどのように新たな顧客やパートナーにアプローチし、企画を実現しているのか。マウリッツハイス美術館の国際営業部門の設立から現在まで、営業活動と開発部門を率いる同氏に話を聞いた。
17世紀のオランダ絵画を代表するレンブラントやフェルメールをはじめとする巨匠作品を所蔵するマウリッツハイス美術館で20年以上勤務する海外営業部長のシモーネ・ホレン。補助金頼りの美術館運営が困難ななか、世界有数の美術館はどのように新たな顧客やパートナーにアプローチし、企画を実現しているのか。マウリッツハイス美術館の国際営業部門の設立から現在まで、営業活動と開発部門を率いる同氏に話を聞いた。
気候変動に対する取り組みが企業活動のなかで重視されるなか、アート界でも環境問題に対するアクションを起こす動きが増えつつある。アートを生み出し、展示することが環境負荷につながらないようにするアート界の取り組みについて、20のスペースを擁するアートギャラリー「ハウザー&ワース(Hauser&Wirth)」でグローバルヘッド・オブ・エンバイロンメンタル・サステイナビリティを担うクリオーナ・マーフィー(Cliodhna Murphy)に話を聞いた。
アジアでもっとも長い歴史を誇るアートフェアで、今年30周年を迎えた「ART TAIPEI」が開幕した。アジア各国に新しいアートフェアが次々と誕生し、また中国と台湾の緊張関係が続くなか、同フェアはどう対処しているのか? 現地からレポートする。
やまと絵の歴史を知るうえで重要な品々が一堂に会する東京国立博物館の特別展「やまと絵―受け継がれる王朝の美―」。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。
ファッションブランド「SOÉJU(ソージュ)」を手掛けるモデラート株式会社が、POLA MUSEUM ANNEXで展覧会「The Fitting Room」を開始。試着室をコンセプトに、鑑賞者の想像力を刺激するインスタレーションを展開する。会期は10月29日まで。
第11回
新潟市美術館から栃木県立美術館へ、美術館での個展が続いている冨井大裕。 造形、展示、教育など、様々な切り口から彫刻にアプローチする作家は、 「料理」にまつわる喩えを好んで口にする。その真意を聞いた。
第5回
描く対象の要素を究極まで削ぎ落とし、シンプルかつ大胆な構図で表現しているアーティスト、町山耕太郎。その作品展「きってぬいて」が恵比寿・アルフレックス東京で開催されている。会期は11月14日まで。
アート、デザイン、インテリア、ファッションなど多彩なジャンルをリードする才能が集結し、東京都内各所で展開するデザイン・アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2023」 がスタートした。会期は10月29日まで。
印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ。印象派以前に手がけた日本初公開の大作《昼食》から、《積みわら》などの「連作」までを網羅した展覧会「モネ 連作の情景」が上野の森美術館でスタートした。会期は2024年1月28日まで。
現代美術に関する様々な歴史や事象をユーモアを込めてマンガにしているパピヨン本田。パピヨンによるマンガ、イラスト、テキストで現代美術をアーティストから学べる書籍『常識やぶりの天才たちが作った 美術道』が発売された。
今年6月にオープンしたグッチ銀座上層階の「グッチ銀座 ギャラリー」にて、展覧会「GUCCI VISIONS」が開幕した。グッチのクリエイティビティと卓越したクラフツマンシップが織りなす世界を巡ることができる展覧会だ。
今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
重要文化財「長谷雄草紙」が、永青文庫ではおよそ14年ぶりに公開されている。秘蔵の同絵巻は会期中全巻公開という初の試みだ。これまであまり公開されることのなかった同館の絵巻コレクションとともに、絵巻の魅力に迫るワクワクする空間を案内する。
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]は、「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」の開催を発表した。今年3月に逝去した音楽家・坂本龍一を追悼するとともに、坂本がメディア・アート分野に残した影響を考える企画展となるという。
京都精華大学が、開学55周年記念展として、塩田千春、金沢寿美、ソ—・ソウエンによる展覧会「FATHOM—塩田千春、金沢寿美、ソー・ソウエン」を開催する。会期は11月17日〜12月28日。
アート、デザイン、インテリア、ファッションなど多彩なジャンルをリードする才能が集結し、東京都内各所で展開するデザイン・アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2023」 が開催される。会期は10月20日〜29日。
アメリカでクリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー』が公開され、話題になっている。映画の上映館のひとつであるCCAサンタフェでは、約30年前に発表されたメリデル・ルーベンスタインのプロジェクト「クリティカル・マス」の展示を行った。ニューメキシコ州での原爆開発に関する資料や証言を、写真や映像で再構築した同作品の今日的意義を同地在住の原田真千子が探る。
トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)とカナダ・ケベック州との本格的な交流5周年を記念し、4組の作家による作品を紹介する交流展「TOKAS Project Vol. 6『凪ぎ、揺らぎ、』」が開催中。会期は11月12日まで。
気候変動や環境問題など、すべての人類の家である地球が今日抱えている様々な課題を現代アートで問いかける展覧会「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」が、東京・六本木の森美術館で開幕した。本展の見どころをレポートする。
イギリスの生活文化を変えたと言われるデザイナー、サー・テレンス・コンランの世界観とその功績を紹介する展覧会「テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする[仮称]」が東京・丸の内の東京ステーションギャラリーで開催される。